中経の文庫<br> ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅

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中経の文庫
ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅

  • 著者名:下川裕治【著者】/中田浩資【写真】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2019/03発売)
  • 梅雨空を吹き飛ばす!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント25倍キャンペーン (~6/16)
  • ポイント 225pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046021939

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内容説明

「バックパッカーの神様」ともいわれる旅行作家の下川裕治氏が20年来温めてきた企画、玄奘三蔵の歩いた道を辿る旅を綴った書き下ろし新作。

数千円で行けるルートをあえて使わず、数万円をかけて越えた国境。
富士山頂なみの高所で氷点下に震えたかと思えば、灼熱のパキスタン・インドで狭いベッドに2人して寝る寝台列車。
「風の谷のナウシカ」の舞台とも言われる絶景を眺め、今夜の寝床もわからぬまま突き進むタクラマカン砂漠……。

7世紀に行われた玄奘の旅路を可能な限り再現するため、
普通の人なら絶対行かないルートを辿ったバックパッカーが、
21世紀に決行した旅路の果てに見たものとはいったい!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

36
三蔵法師の軌跡を辿る旅を綴った本でした。歴戦のバックパッカーである著者が、かなりいい年齢だというのに、相変わらずの貧乏旅行でシルクロードを旅するレポート。中国とウイグル、インドとパキスタンといった、非常にきな臭い場所を通り過ぎつつ、様々な人種と土地が絡んだ情勢をじかに体感するような旅路でした。政治臭さはないものの、そういうことを考えさせられてしまう状況の生々しさに、よい意味で考えさせられた。三蔵法師がどうして、この道を辿ったのか、その真理に近づいたのかわからないが、とても楽しい本だった。2019/09/09

piro

25
西安からブッダガヤまで、玄奘の足跡を辿る旅。下川さんの旅なので、当然優雅な旅ではなく、すし詰めの列車やバスでの辛い移動が続きます。それでも途中の街の人々の生活の匂いが感じられ、興味をそそる一冊でした。ウズベキスタン・タシケントのチョルスー・バザール、サマルカンドのレギスタン広場のマドラサ(神学校)、そしてパキスタンの桃源郷の様なフンザ渓谷。行ってみたいと思う場所がいくつかありました。一方で中国政府の嫌がらせの様なウイグル政策は読んでいるだけで辟易。中国は未だに根本は変わっていないのだなぁと感じます。2019/04/16

Minamihama

19
中国のウイグルへの弾圧その中でのウイグル人の生活、インドの列車事情、下川さんでなければ書けなかっただろう旅行記、それでも三蔵法師が追い求めた「唯識」には理解が至らなかった、なんて深い世界なんだ! 2022/09/25

びっぐすとん

18
読後まず思ったのが「65歳になってこんな旅したくない!てか出来ない!」。玄奘三蔵の旅の行程をなぞるというものだが、当時はなかった国境検問とビザ。全く同じルートは難しい。鉄道やバスを使っても厳しい旅。当時は旅する人も人口も少なかっただろうが、今や世界で一番人口が密な地域は乗り物だって楽じゃない。玄奘が立ち寄ったと思われる国も建物も既に無く、ひたすら道を行くだけ。観光は無し。山だけは変わらずそびえている。著書は仏教の「唯識」について考える。難しくてよく解らないが、酷暑や厳寒の旅こそ唯識を体感する修業なのかも。2019/09/30

タカボー

15
三蔵法師が辿ったシルクロードの旅。昔と違って道は立派になって、鉄道もあるけど、現代には現代の問題があって旅を困難にする。ウイグル自治区のところがかなりショッキングで、今こんな監視社会みたいな状態になってるのか。東京オリンピックの旗手で話題になったカザフスタンなど中央アジアの街にも興味が湧く。写真も多くて楽しい。風景とかじゃなく、ガイドブックには絶対載らないその土地の生活感が漂うカットが良い。死ぬまでに一度はフンザを訪れてみたい。2021/10/10

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