マルドゥック・デーモンズ(下)

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マルドゥック・デーモンズ(下)

  • 著者名:皆本形介【著】/冲方丁【原案】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2019/03発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065148402

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内容説明

マルドゥック・シティの最高警備刑務所《デモンズ・エッグ》より脱獄を試みるツキミとバロット、ウフコック。空間を捻じ曲げる迷宮と化した《悪魔の卵》は真の姿を現す。そして謎の暗殺者にして迷宮の主《蠍》との闘いの行方は――!? 冲方丁が主催した自作の二次創作コンテスト「冲方塾」発・傑作SF「マルドゥック」シリーズ公認スピンオフ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字スキー

20
という訳で後半。まあ、良くも悪くもキレイにまとまった公式同人。大今良時さんによる漫画版『~スクランブル』にも言えることだが、本家に比べると圧倒的に熱量が足りず……う~ん、ギリギリ「可」の70点くらいかな?『~ストーリーズ』と同じく、ひとつの作品が新たな才能の芽を育むきっかけとなる事は面白く素晴らしいと思うけど、正直おおらかな『マルドゥック』ファンでなければあまり楽しめないのではないだろうか。読後感は悪くないものの、もう少しこの作家/作品ならではの何かが欲しかった。2019/04/10

にぃと

9
積読消化。 冒頭のドクターの場面とエピローグがマルドゥックシリーズみあって雰囲気好き。 バロットと同じ能力を持った敵との対決、というのは本編でもなかなかできないネタだろうし、これは公認スピンオフならでは。この辺りたぶん「公認」であって「公式」とは言わないあたりがミソな気がする、スレスレのラインを攻めた作品だと思う。刑務所からの脱獄、というテーマだったし、もっとじっくり描いてくれてもよかったと思うけど、スピンオフならこのくらいでいいのかも。面白かったしこの手の作品をもっと増やしていってほしい。2022/03/21

masterflat

2
見事に世界観が再現されている。劇場版のようなまとまり。大満足。2019/04/07

偽教授

1
面白かった。ルーンの顔がぜんぜんルーンに見えないのだけは気になったけど。2019/09/15

honnsuki

1
とても良くまとまっていたし、ラストも綺麗に決着してて面白かったんですが、ちょっと敵が薄味だったかなとも思いました。マルドゥックにしては外連味とエグ味が足らなかったかなと。上下巻だけじゃそんなに濃いキャラは語り切れないでしょうが。この辺は次回作に期待したいです。2019/04/13

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