甲子園で勝ち上がる 全員力

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甲子園で勝ち上がる 全員力

  • 著者名:中村好治【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 竹書房(2019/03発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801918085

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内容説明

大阪桐蔭を二度も追い詰めた
全員野球とは!?

野球がうまい者だけが戦力ではない。
「これだけは誰にも負けない」という者も
貴重な戦力としてベンチに入れ、
甲子園で何度も上位に進出。

全員で戦ってこそ
高校野球!!

著者は、以下のように述べています。

私は選手たちと同じ目線で練習に取り組み、上から押さえつけるような指導は決してせず、本校ならではの『全員野球』をスローガンに掲げ、チーム一丸となって戦ってきた。
なぜ私たちが、短期間のうちに甲子園で勝てるチームへと変貌することができたのか?
選手集めも行っておらず、地元の選手中心で構成されている本校が、なぜ大阪桐蔭と接戦を演じるまでに成長できたのか?
選手たちの自主性を育み、それぞれが「考える野球」を実践していくためには、日頃からどのような取り組み方をしていけばいいのか?
本書を読めば、きっとわかっていただけるはずである――本文より


著者について

中村好治(なかむら・よしはる)
1954年2月24日生。大阪府出身。浪商(現・大体大浪商)から専修大に進み、卒業後は社会人野球の鐘淵化学(現・カネカ)、神戸製鋼で主に外野手として39歳まで現役を続けた。引退後はリトルリーグやボーイズリーグの監督を経て、社会人野球の田村コピーの監督に就任。その後、日章学園の監督となり、就任3年目の2002年夏に同校を初の甲子園出場に導く。2007年から三重中京大のコーチを経て監督に就任し、則本昂大投手らを育て上げた。また、これで小中高大、社会人と、プロ以外すべての世代の監督経験を有することになった。そして、同大の系列校である三重高のコーチから監督となった2014年夏に甲子園出場を果たすと、チームを初の準優勝へと導いた。2017年夏の大会後に監督を退き、現在は総監督の立場となっている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

41
「好投手からいかに得点するか」が、公式戦を勝ち抜いていくための必須条件であり、それをクリアするためにもっとも有効な手段が「四球での出塁率を増やす」ことだ。出塁率を上げつつ、場合によってはバント、スクイズなども併用しながらとにかく勝ちにこだわる。それが三重校の野球といっていいだろう。 バッティング練習ではマシンを使わない。どんなに速いピッチャーを打つにしても、一番肝心なのはタイミングである。タイミングの取り方を普段から磨くために、生身の人間が投げた球だけを打つようにしている。2020/07/14

tetsubun1000mg

7
甲子園で準優勝した三重県の私立三重高校の監督の著作。 口述筆記と思いきや、実際に書いておられるように感じます。 その点でも他の高校野球監督とは違うと思います。 しかも選手を、怒鳴ったり怒ったりしないと言われる。 高校野球を知っている人からは信じられない指導法。 高校野球界はスポーツの中で一番前時代的な指導をしていると思っていたので、総監督は異色の指導者だが結果を出しているし、野球部に入部した部員は100名もいて全員辞めないらしい。 今年から請われて愛知啓成高校の監督をされるそうなのでこの高校を注目したい。2019/04/25

中林助手2

0
こういう監督のもとで野球をできれば幸せだろうなぁ。2023/12/30

ryo-na3

0
野球は最高です!

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