内容説明
日本列島にやってきた先住民族と、彼らを征圧したヤマト王朝の形成史の二つを軸に、日本単一民族論を批判しつつ、天皇制、賤民史、部落問題を考察。増補新版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
6
騎馬民族王朝説を信奉しており眉唾。。。でも竹細工民、家船民の研究はとても実証的 網野学説もそうだったが2025/04/16
Tsuneyuki Hiroi
0
明治になってから、部落差別がより激しくなった理屈がよくわかる一冊である。天皇の崇高さを醸し出すために、部落民を蔑むという構図。部落民の起源についても書いてはいるものの、明治以降の政権、現在まで続く薩長政権が部落民を殊更に蔑むことで、自分たちの正当性を誇らしめていると感じた。2021/08/25
ameco
0
読み終えたタイミングがこの先も体験できるかできないかの貴重な時であることは特に意味がない。平成から令和へと元号が変わり、来週には今上天皇の即位礼正殿の儀があり、来月には大嘗祭がある。本書では日本民族の源流、賤民、天皇制、部落問題の考察から差別の本質などが論じられている。勉強不足なところが多く、理解の進まない箇所もあったが、関連書を読んだあと、再読してみたい。2019/10/17
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