内容説明
崩壊する私大、崖っぷちの国公立大……限界“地方”大学、サバイバルの現場をリポート! 定員割れする私大が激増し、国公立大も全入化がはじまっている。一方で、危機を脱し、V字回復する大学も。その違いを照射し、これからの大学教育のあり方を提示。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
99
2019/3/18 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。 2019/4/8〜4/10 分析はしっかりとなされていたが、タイトルからするとちょっと期待外れか。まあ、読んで損は無いが。2019/04/10
佐島楓
53
現在の大学を取り巻く問題を幅広くカバーしている。地方大学への丁寧な取材に好感が持てた。これからは大学教育も名より実、量より質の時代になってくることは間違いないと思った。2019/03/19
けんとまん1007
31
いかにして生き残るか?今の大学の置かれた状況を、日々の中で実感しているので、興味深く読んだ。自分の大学(短大、専門学校も)を見る目に近いものがある。不思議に思っていたことが、少し、解明できた部分もある。大学そのものの存在意義も、いろいろあるのだ。2019/10/27
おいしゃん
28
名門大学を取り上げた特集などは多いが、定員割れに直面した際に施策によって息を吹き返す大学、またはそのまま沈んでいく大学にスポットを当てた、非常に興味深い作品だった。2019/08/11
templecity
15
少子高齢化や男女雇用機会均等法もあり、大学の在り方も昔と変わっている、地方には個性のある大学もあったが、共通一次導入による大学の序列化、旧二期校の衰退と私大の地位向上、短大の四大化。補助金削減などにより大学も苦しい経営が続く。 2019/11/22