集英社オレンジ文庫<br> 美酒処 ほろよい亭 日本酒小説アンソロジー

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集英社オレンジ文庫
美酒処 ほろよい亭 日本酒小説アンソロジー

  • ISBN:9784086802413

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内容説明

日本酒好き男子VSワイン好き女子による川名島合戦、開幕? スマホ在住の「桜の神様」に振り回された女子の奮闘? 日本酒好きな父の無茶振りに娘は? 居酒屋で酔いつぶれた謎の女を拾った男は? 女友だちと飲んでいたらあれよあれよと扉が開いて? カタブツ女子が出逢った国文科教授は無類の酒好きで? 人生の「酔」を凝縮した、日本酒をめぐる美味しい短編小説6編を収録。 【目次】月に桂の花をみる(相川 真)/櫻姫は清酒がお好き(前田珠子)/恋する川中島合戦(桑原水菜)/無我夢中(丸木文華)/真夜中のおでんと迷い猫(山本 瑤)/父の日(響野夏菜)

目次

月に桂の花をみる(相川 真)
櫻姫は清酒がお好き(前田珠子)
恋する川中島合戦(桑原水菜)
無我夢中(丸木文華)
真夜中のおでんと迷い猫(山本 瑤)
父の日(響野夏菜)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

72
最近お気に入りの集英社オレンジ文庫のアンソロジー。これも良かった!今回は桑原水菜さんだけ読んだことがあるけれど、基本初めましての方が多い。そして桑原作品が1番だったけど、みんな楽しく読めました。恋愛要素がうすいから楽しめるのかも。そして一生分の日本酒を呑み干している私は、お酒が呑みたくなることはありませんでした。また、次も楽しみ!2019/04/20

ネムコ

42
日本酒しばりだったから、ってわけじゃなく、良いお話ばかりでした(一つ肝の冷えるのもありましたが)。中でも「恋する川中島合戦」が好きかな。母が山梨出身なので、甲州人の武田信玄リスペクトは肌でわかる(笑) 根っからの甲州人である晴子さんが、気持ちの動いた男性とともに、上杉謙信の地元、越後を訪れところが良かったです。「櫻姫は清酒がお好き」も可愛いお話でした。2019/02/24

はるき

31
 お酒のアンソロジー。何かしょっぱいのが「ほろよい」の由縁でしょうか。作家人の顔ぶれがちょっと意外な顔ぶれでした。2019/03/03

えみちゃん

30
大好きな日本酒がテーマのアンソロジー♪しかも大好きな作家さんが何人か寄稿しているなんて聞けばこれは読むしかないじゃないですか・・(笑)すべてが日本酒にまつわるお話ってワケじゃないんですが、銘柄がサラッと出てきたくらいでどちらかというとお酒は小道具的な意味合いの作品が多かったような気がします。いちばんのお目当ては前田珠子さんでしたが、それぞれに味わい深く堪能することができました。1作品だけ私の苦手なイヤミス系のお話が混じっていたのは少々残念。基本的にお酒は楽しく飲みたいので、こういう悪意のあるお話は少々2019/03/08

ホシナーたかはし

25
衝動買い、面白い!日本酒を始め、お酒全般が苦手・駄目な人にお勧めしたい、酒の味を疑似体験出来る、不思議な短編集。日本酒が甘い辛い等ありますが、本作に収められてる「無我夢中」が、一番酒の辛さ・酩酊を表しているように思えます。短編ではもったいないと思うのが「櫻姫は清酒がお好き」、是非続編を出して欲しいです。2019/03/09

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