集英社オレンジ文庫<br> 秘密のチョコレート チョコレート小説アンソロジー

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集英社オレンジ文庫
秘密のチョコレート チョコレート小説アンソロジー

  • ISBN:9784086802352

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内容説明

憧れだった彼の無理難題に応えようとした少女の一大決心。雪の日助けられた少年が心を込めて作る贈り物。冬休みの宿題と大人の恋愛成就に奮闘する姉弟。新吉原の花魁・玉扇が見つけた本当の愛。秘かに想うショコラティエは姉の恋人……かけがえのない気持ちといつも一緒。チョコレートにまつわる愛と涙と笑顔に満ちた珠玉の短編集。甘くほろ苦い秘密の5粒をどうぞ。 【目次】プラリネ(櫻川さなぎ)/かぐや姫のチョコレート(今野緒雪)/ちょこれいと六区~うちの悪魔で天使な弟が~(我鳥彩子)/花わずらい(はるおかりの)/2/14(岩本薫)

目次

プラリネ(櫻川さなぎ)
かぐや姫のチョコレート(今野緒雪)
ちょこれいと六区~うちの悪魔で天使な弟が~(我鳥彩子)
花わずらい(はるおかりの)
2/14(岩本薫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

70
お気に入りのオレンジ文庫アンソロジー。軽い読み心地でこれも良かった!5つの短編全てがハッピー。『ちょこれいと六区~』ドタバタで楽しかった。六区くんでもっと読みたい。『花わずらい』いいわぁ。大正時代の吉原のお話。いい結末で嬉しい。チョコレートが食べたくなるようなお話はなかったけど、美味しくいただきました。2019/09/12

はるき

40
 凄く考えて編まれたアンソロジー。現代女性は甘いだけの恋では満足しませんので、苦みもしっかり含んでおります。中高生より、やや年長組にお薦め。2019/01/29

一華

34
この時期ならではの…チョコレートに纏わるアンソロジー。全体的にスィート的な物語…最後のお話は、ある意味『ハイミルク』と思えたけどね…ふふっ2020/02/11

kitten

28
図書館本。チョコレートを題材にしたアンソロジー集。とりあえず、全体的に甘い。もう少しだけビターな感じのものがあってもいいかも。コバルト文庫の作家さんが多いから当たり前かな。櫻川さんの作品がまだよかったかな。今野さんのは設定が酷すぎて引く。我鳥さんの女装少年はどっかで読んだ記憶があるんだけど、他にも作品があるのかな?評価、星22019/04/11

keith

24
チョコレートをテーマとしたアンソロジー。吉原を舞台とした「花わずらい」は切なかった。面白かったのは「プラリネ」。ベタな展開ですが分かりやすくて好きです。2019/05/26

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