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内容説明
想い人である縁(ゆかり)との記憶を取り戻した山鬼のフクロウ。しかし、“御山(おやま)の子”・冬弥(とうや)の暗い野望が、村に襲いかかろうとしていた。やがて明かされる冬弥の過去、「青の母」誕生の悲しきわけ――。縁はフクロウのことを思い出せるのか、フクロウは愛する者を守り抜けるのか…!? 孤独な人外が愛を知り、運命に立ち向かう究極の純愛ファンタジー、衝撃と感動の最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
斎木
1
冬弥は母親に愛されたかっただけの子どもだった。山の神様は女性だというし気まぐれに冬弥を愛したのもそういうことなのか。冬弥が愛されたかったのは山の神様じゃなくて母親なのですが。月乃が冬弥を見ることは最後までなかったけど梟子は最後フクロウを息子と呼んでくれたのがな……。月乃のことしか見ていなかった冬弥はいつまでも子どものままだったけど縁のために母と縁を切って戦うことのできるフクロウは月乃の言うように男になったんだなぁと思う。フクロウと縁の子どもとして今度こそちゃんと愛されて人を愛せるようになって欲しい。2021/10/26
しじみのたわごと
1
『青の母』も全部読んでからだと、感動もひとしお。仕合せな終わりで本当によかった。2021/08/29