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内容説明
【岡田武史・入山章栄両氏 大絶賛!!】注目の戦略デザイナーが伝授!! 「根拠のない妄想」を手なずけ、強烈なインパクトを生み出す、知的創造の新技法とは? 「妄想→知覚→組替→表現」の4段階サイクルを回すだけで、プレゼン・意思決定・アイデア・説明…すべてがうまく回りだす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
169
データやロジックに基づくのではなく、「根拠の見えない直感」や「得体のしれない妄想」に基づきながら、それを現実的な形の成果に落とし込むための方法を提示する一冊。冒頭の話はおもしろいんだけど、「じゃあ具体的にどうするねん」というところのハウツー的な話になると、やっぱり抽象的になってきてよくわからなかったというのが正直なところ。すごくいいこと言っているような気がするんだけど、この本を読んでどれだけの人が内容を実践できるのか……とは思う。これは前作もそうだったけど。2019/08/17
breguet4194q
149
VUCAの時代にあって、ビジネスマンにとって美意識の必要性が浸透しつつある昨今、著者は直感(妄想)の重要性を主張しています。今までセオリーと言われた正攻法や、既存の考え方が通用しなくなった時代に、新思考として取り上げられるべき内容だと思います。どうせ無理と思えるスタートから、成功までの道程を、体系化できたことが素晴らしいです。ただ、一つ気にくわないのが本の形。無駄に縦長でページをめくりずらかった。2022/03/10
ehirano1
141
PDCAを回しても上手く行かない場合は、そこに「直観」という非科学的(当方は科学で未だ説明ができないだけで決して科学とは非なるモノとは思っていないのですが・・・)要素が必要ということが説明されています。元侍ブルー監督(現FC今治オーナー)の岡田武史さんのFC今治のドキュメントがTVであっていたのを観たのですが、本書と同様のことを言われていましたが、本書の帯にもコメントしてますねwww2020/04/04
hit4papa
105
イノベーションを起こすための思考法(および方法論)。課題解決(イシュー・ドリブン)じやなく妄想から始めよう(ヴィジョン・ドリブン)という主張です。エビデンスなしに何も決められない「データ病」、デザイン思考は「他人モード」に偏りがち、など首肯する一文が多々見受けられます。本書は、「妄想」というスタート地点から始めて「知覚」「組替」「表現」という名のアトリエを通過するプロセスを定義し、それぞれの意義となすべき事を詳説していきます。ただ、こんなツールで物事をこんなふうに整理して...は少々、げんなり...。2021/04/21
takam
79
実際に手を動かし、自分が描くビジョンのプロトタイピングを繰り返し、強固なものに変換していく。デザイン思考/ビジョン思考を導入して、アイディアを上質なものに消化するための方法論が説かれている。アイディアを具体化し、反復して良いものに変えていく作業が具体的に描かれていてよい。VUCA時代は環境に振り回されず、自分に正直でいることが大事だと指摘している。一回では理解は不十分なため、また読み直そうと思う。2019/05/11