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内容説明
好評既刊『武器としての会計思考力』の著者によるシリーズ第2弾!
いま、ビジネスの現場で最も役に立つのは、会計&ファイナンスの知識と言っても過言ではありません。
ROE、ROIC、EVAなどのファイナンスの考え方を反映した業績評価指標(KPI)が常識として扱われ、M&Aが日常茶飯事となった現在、これらを自在に使いこなして戦略を実現する「思考力」が、これからの時代を勝ち残るためのカギとなります。
本書では、外資系コンサルティング・ファーム出身の現役ビジネススクール人気講師が、前著でも取り上げた「会計思考力」をベースにファイナンスの領域にまで踏み込み、投資家や銀行など資金の出し手を意識した戦略の考え方と、ファイナンスの視点をビジネスの現場に取り入れる「ファイナンス思考力」の習得法について、わかりやすく教えます。
本書の前半では、財務諸表とファイナンスの関係の読み解き方、利益とキャッシュ・フローの読み解き方、ビジネスモデルから損益分岐点をイメージするコツ、黒字倒産の見抜き方、資本コストの考え方、有利子負債コストや株主資本コストの算出法などを、リアルな企業の実例を交えてやさしく解説。
本書の後半では、ファイナンスをKPIに活用する方法、事業投資評価および企業価値評価の手法、M&Aを成功させるためのポイント、株価を高めるための資金調達法や株主還元法、配当と自社株買いの使い分け方などをカバーしています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shinya
17
会計・ファイナンス系にやっぱり弱いと自覚した笑 ざっと読んだだけなので、一つ一つの数字が頭に入らず式がわからなくなった。 時間を置いて再読したい。2019/06/20
アルカリオン
13
会計・ファイナンス畑以外の人をメインターゲットとする一般書。堅実な内容で「一般書としてはこの辺が上限だろう」という難易度▼トピックの内容・難易度自体は実務書・専門書と重なるが、最大の違いはアラカルト的な章構成かな。2023/10/05
TadashiK
2
会計関連の仕事をしてきたこともあり、全く新しい話というのは少なかったですが、うまくまとまっていて自分の中の整理につながりました。2021/05/25
カルシュ
2
少し難しいように思えた。簿記の知識があればわかりやすいかもしれません。また途中で計算式がでてきます。しっかりと覚えないと話についていけなくなります。何度も戻りながらの読書になりました。2020/02/02
dexter4620
1
前作『武器としての会計思考力』の知識を踏襲し復讐に最適な一冊。本書ではM&Aや資産価値などの算定方法も紹介され、DCF法などの解説がされる。粉飾決算の事例も解説されるなど株式投資家は一読して損なし。2024/02/15