つるばら村のレストラン

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

つるばら村のレストラン

  • ISBN:9784061957251

ファイル: /

内容説明

月見が原のシラカバ林の中に、古い山小屋がありました。山小屋のまわりには、カタクリの花が、うすべに色のじゅうたんをひろげています。コックの卓朗さんは、そこでレストランをはじめることにしました──。卓郎さんと、つるばら村のあたらしい住人たちがおりなす、季節感たっぷりのあたたかくておいしいお料理ファンタジー。「つるばら村」シリーズ第9弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masa@レビューお休み中

61
あと一作でシリーズも終わりなんですね。今回の主人公はコックの卓朗さん。彼は人里離れた山小屋が気に入ってしまい、レストラン山小屋をオープンすることにします。メニューは、薪のかまどで炊くごはんとシチューのセット。あぁ、文章を書いているだけでよだれが出てきちゃいます。(笑)新ジャガとグリーンアスパラのシチューとか、春野菜たっぷりのシチュー、ふっくらとしたパンケーキや山菜と野草とチーズをたっぷりのせたごはんのピザまで出てきてしまうのです。どの料理もおいしそうで、今すぐにでもレストランに行きたいと思ってしまいます。2013/02/28

ぶんこ

56
食いしん坊な私は食べ物からシリーズ物に入り、3冊目となりました。 森の中の白樺とカタクリに囲まれた山小屋でレストランを開いた卓郎さん。 雷効果で美味しく育つ椎茸が実在するとか、白樺から青葉アルコールが出ていて、食欲を増すのも作り話ではなく本当の話だと後書きで知りました。 ヒメボタルも見てみたいです。 動物や座敷童子が出てきて、卓郎さんと普通に仲良くしているのも素敵でホノボノとしました。 岩手の源兵衛平に行ってみたくなりました。2015/10/19

はるぽん🐰道草中🐱

37
つるばら村シリーズ☆今回は月見が原のシラカバ林のなかにある古い山小屋を借りて「レストラン山小屋」をオープンさせた卓朗さんのお話です。季節を感じる山の幸中心のメニュー、とっても素朴で美味しそう、体に優しそう~良さそう。あとがきにもありますが、月見が原のイメージのもとになった源兵衛平という高原が岩手にあるそうです。実際レストランはないそうですが・・・あったら行ってみたいな♪2015年はじめの一冊は食いしん坊の私らしい食べ物のお話でスタートです!なんだか嬉しい(#^.^#)2015/01/04

ミーコ

34
シリーズ 大工さんを読み終わって、早くレストランを読みたくてウズウズ。最初からワクワク。挿入絵もいつも素敵♪ どのお話も大好き❣️ 「まほうのハンカチ」の、そりに乗せられた女の子のお尻から、茶色いタヌキのしっぽが出ていた所にはクスクス(笑) かみなりさまの椎茸ランチ、食べてみたいです。キツネの手品も見てみたいし、レストラン山小屋の開店一周年 記念パーティーにも行ってみたい♬*゚あとがきで、新聞記事からヒントを得て書かれた本と知りました。あとがきを読むのも楽しみの1つです。 2017/11/11

anne@灯れ松明の火

30
つるばら村シリーズ9。前作大工さんからのつながりで始まって、なんだかうれしい♪ シリーズもののリンクはワクワクする^^ 「レストラン山小屋」の料理はどれも美味しそうで、これまたワクワク♪ どの料理もいいけれど、キノコ大好きなので、キノコづくしに一番惹かれる~! 出張マジシャンの手品も観てみたいな。あとがきに、新聞記事をヒントに物語づくりをしていることが書かれている。事実をもとにしているから、ファンタジーでもすっと心に入ってくるのだなと思った。 2015/09/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1651266
  • ご注意事項