わくわくライブラリー<br> つるばら村のはちみつ屋さん

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わくわくライブラリー
つるばら村のはちみつ屋さん

  • ISBN:9784061957046

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内容説明

ナオシさんは、つるばら村の笛吹き山のふもとに暮らし、養蜂を営んでいます。毎日ていねいに作業して、おいしいはちみつを作っています。そんなはちみつを求めて、不思議なお客さんがナオシさんのもとへやってきます。パン屋のくるみさんのボーイフレンド・ナオシさんのゆかいな日々を描く楽しい物語。「つるばら村」シリーズ第5弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

105
蜜蜂が一生かかって集めるハチミツは、ティースプーンに半分という本当にわずかな量です。今作の主人公・ナオシさんは養蜂家。蜜蜂たちのお世話をすることで、その貴重なハチミツを蜜蜂から分けてもらっています。そんなナオシさんは、天狗と腕相撲したり、イノシシの綱引きに参加したり、いろんな活躍をします。活躍といえば、くるみさんの猫・ニボシも活躍もします...否、おせっかいと言った方がいいかも....くるみさんとナオシさんの仲がどう進展するのか見守るのも、このシリーズの楽しみの一つです。2020/12/13

ぶんこ

67
1匹の働き蜂が一生の間に作るはちみつが、スプーン半分とは驚きました。 つい安いはちみつを買ってましたが、これからは高くても美味しいはちみつを、じっくり大事に味わおうと思いました。 今回のお話も、茂市さんが長年温めていた新聞記事から創られたそうです。 普段から好奇心いっぱいにアンテナを張り巡らせていらっしゃるのに感嘆しました。 くるみさんの想い人ナオシさんが主人公。 ぶっきらぼうですが、他の村の住人達と同じく、動物や精霊達と優しく交流しているのにホッコリします。2015/10/28

はる

49
大好きなシリーズ。優しい世界に読んでいるだけで癒されます。今回は、はちみつ屋さんのナオシさんが主役ですね。はちみつ屋さんというだけでもうワクワク。そして当然、くるみさんも登場するだろうと思っていたら…、やっぱり出た!ほのぼのとしたやりとりにニヤニヤ。挿絵の柿田さんが描くナオシさん、誰かに似ていると思ったら、ぽっぺん先生だ…2015/12/15

masa@レビューお休み中

49
今回は、はじめからずっと登場しているはちみつ屋さんのナオシさんの物語です。どのお話も良いのですが、最初と最後のお話が好きですね。毎年、春になると必ずナオシさんのところにハチミツを注文する隈野さん。ふるさとの笛吹き山のハチミツが恋しくなるらしいのですが、どうやら隈野さんも都会でハチミツ屋さんをやってるらしい…。なんとなく、なんで隈野さんが、わざわざナオシさんのところから購入しているのかはわかってしまいます。でも、わかっていても面白いんですよね。もしかしたらこのつるばら村の一連の物語は共存がテーマなのかも。2012/10/23

はるぽん🐰道草中🐱

43
つるばら村シリーズ☆今回は若い養蜂家ナオシさんが主人公の12のお話~季節を感じながらのはちみつファンタジー。「はちみつ」って言葉は私の心をくすぐる…スピッツのハチミツだったり、ハチミツとクローバーだったり。だからいつものシリーズより、ちょっととワクワク♪天狗のうちわのお話…ナオシさんが選んだうちわは、自分のことよりミツバチのことを考えたあたりグッときました。そしてナオシさんは、パン屋のくるみさんの彼でもあります。たまに出てくるふたりの話にニッコリ(*^^*)ミツロウソクに憧れうっとり☆2015/04/17

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