コンピューター殺人事件

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コンピューター殺人事件

  • 著者名:藤村正太【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2019/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061360983

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内容説明

電算機導入にからむ労使の対立が激化しているさなか、コンピューター室にボヤが発生し、監理課長が怪死、つづいて女性秘書が北陸の海岸で水死体となって発見された。運輸業界の苛烈な企業競争を背景に、突発した連続殺人の真相は? コンピューターの論理と微妙な人間心理の盲点をトリックに使った、傑作推理長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西条べべる

2
1978年出版の社会派推理小説。コンピューターの導入黎明期の会社内での対立に絡む殺人事件を容疑者にされた主人公が犯人を捜していくというストーリー。40数年前の内容だけあって国鉄や公衆電話など時代を感じました。犯人のトリックなども練って考えられていて良かったですが、やはり全体的に古風な印象でした。昭和味を味わいたいなら楽しめると思います(iPhoneの自動読み上げによる読書)2023/03/29

ほにょこ

1
★★★☆☆ コンピューターの導入によって仕事を奪われるとか言ってる時代の話で、かなりの古さを感じます。今はAIが脅威だとか?そちらの方面では進化していますけど、人間のやることはあまり変わっていないですね。おかげで何十年も前の小説でもそれなりに楽しめます。2024/02/13

ak

1
1978年の推理小説。今では考えられないことが常識の時代だった。システムをパンチで打つ時代のおはなし。2021/03/18

kanamori

0
☆☆★2011/10/20

狂人29号

0
焼死事件と、アリバイトリックがメイン。トリッキーながら、社会派につき、堅苦しい。登場人物も、等身大。当時の、ミステリ界の、風潮に屈したのか。世界観が弾けていれば、評価は違った。2014/06/08

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