内容説明
ヘンテコ学生ばかりの野鳥研究室「とり研」は、鳥がもちこむ事件でいっぱい。天才インコが犯人の名前をしゃべった? 鳥のヒナを襲った犯猫はどれ? 大学生の翼がへっぽこ推理を繰り広げる中、片思い中の先輩が姿を消して……。鳥たちの可愛さ全開のユーモアミステリ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
❁Lei❁
25
鳥好きなので手に取りました。野鳥研究室で起こった事件を、鳥の生態と絡めながら解いていくミステリー小説。野鳥の観察方法や、それぞれの特徴など、勉強になることが多かったです。しかし、作品のジェンダー観が古すぎて残念でした。主人公の大学生男子から溢れ出るミソジニーが不快すぎる。女の人のキャラクター造形も、ヒステリックか、もしくは母性か、ってさすがに古すぎ。アップデートできていない作者の価値観ダダ漏れで、これにGOサインを出した出版社の品位も疑われます。謎はまあまあ面白かっただけに、ノイズが酷くて残念です。2025/10/03
み
22
ジャケ読み。日常の謎解き系は好みなのに、ちと楽しめず(>_<)渡り鳥って、ホントなんであんな長距離を移動するんでしょ?そちら系の専門書が読みたくなる読後感♪2020/02/28
onasu
21
大学によっては演習林を持つところもあって、動物生態学を専門とする通称「とり研」は、そこで野鳥の調査、研究をしており、4年生の宗像翼も卒研に取り組むことに。 翼がそこに進んだのは、同い年だが1年先輩の院生室見春香がいたから。翼は春香に告っていたが、答えは保留のまま。その春香が実家に戻ったきり。 それでも研究を進め、進路も決めなければならない。そんな中、翼はミステリー好きの先輩古賀と迷推理をすることも。何しろ、インコが目撃証言をしたりするのだから。 鳥の生態に関するあれこれも含めて、楽しい一冊でした。2019/04/29
昼夜
20
日常の謎に絡めた鳥の習性や特徴の描写とか研究の仕方とかがいちいち細かいというかマニアックだなぁと思っていたら作者は本職の方だと知り納得です。2019/02/02
hnzwd
18
鳥類専門の研究室を舞台に、色々な鳥が絡む日常の謎?的な短編集。ラストはまあ、、という感じでしたが、期待しすぎちゃった所もありましたかねー2019/07/21
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