内容説明
学校で習う「生物」にはあまり興味を持てず、暗記科目と割り切って付き合ってきた人も少なくないと思います。しかし、じつは「生物」は、ひとたび試験のための暗記などから解放されると、わくわくするような興味深い話題に溢れた、純粋に面白いものなのです。そして何より、恐ろしいほどの可能性を秘めた分野といえます…。本書では、生命が誕生して人類が現れるところから始まり、細胞のしくみや遺伝子とDNAなど、生物学の基礎をしっかり学ぶことができます。その上で、最新のトピックにも触れ、生物学の持つ可能性も感じることができます。誰もが手に取りやすく、大きな文字で読みやすい、大人が教養を楽しめる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サトゥルヌスを喰らう吾輩
7
わたしのレベルが「一冊でまるごとわかる」に達していない問題と折り合いをつけないといけないところがちょいちょいあったものの、読みやすくて勉強になりました。化学がものすごく苦手だったのでたまに魂が抜けましたが、そのへんがわかるともっと面白いんだろうなあ。ヒトの遺伝子は二万個くらいでとうもろこしは三万二千個くらいという話が好きでした。小さい世界ではとうもろこしのほうが複雑。2018/12/08
Nao
2
ショウジョウバエを初めて知りました。キノコの菌糸は凄い。2019/02/26
Sosseki
1
字が大きくて、簡単すぎるのかと思ったが、高校の生物はほぼ理解している程度が対象か。レベルに合えばとても良い本だと思う。遺伝子関係を中心に補充や更新ができたし、DNAとRNAの違いを初めて理解できた。今話題のmRNAもカバーされていた。著者の専門の関係で、化学・分子レベルが充実していて、植物、昆虫、魚類、爬虫類、鳥類、哺乳類等の話は出ていなかったが、環境問題等も取り上げれていた。面白かった。2021/09/12
hase45
1
生物に関する知識が幅広く網羅された一冊。読みやすい文体ですが、ある程度の知識は要求される感じ。2018/06/13
こゆな
0
遺伝子のあたりがちょっとわからなかった。もう少し基礎がわかる本を読んでみよう2021/02/28
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