12歳の少年が書いた 量子力学の教科書

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12歳の少年が書いた 量子力学の教科書

  • 著者名:近藤龍一【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • ベレ出版(2019/03発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784860645137

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内容説明

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10歳の頃には物理学の他にも天文学、歴史、哲学、医学、論理学、経済学、法学などあらゆる学問分野の本を読み漁り(最盛期には年間3000冊)、最終的に量子力学が自分の目指す専門分野であると考えるに至った著者がこの書籍を執筆したのは12歳のときでした。独学で、本だけを頼りに量子力学に挑戦する上で「入門書は易し過ぎ、専門書は難し過ぎ」ということを感じ、その間を埋める、入門書と専門書の架け橋になるような本があればいい…という想いを実現したのが本書です。数式を追いながら読めればよいのですが、入門者の方がそこを飛ばして読んだとしても、「量子力学」に一歩迫ることのできる一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

63
本当に著者が12歳の時に書いたのか信じられない位の内容の充実ぶり。元々量子力学に興味があったので読んでみた。沢山の文献を参照し、パソコンが使えなかったため原稿は手書きというのにも驚き。Amazonの書評では「参考文献の寄せ集め」という批判が多く見られ著者が気の毒になった。この本を読む前に三角関数、微分・積分・偏微分、線形代数、行列等の知識を再確認してから読むと、更に内容が明確になって来る。とても楽しめて読めたと思いながらも著者の天才ぶりに感動。皆様と私同様、読書が大好きなのだそうで、将来が楽しみです!2021/08/19

デビっちん

31
量子論についての入門書と専門書のギャップを埋めることを目的とし、12歳の少年が執筆した本でした。量子論の成り立ちから、進化の過程、将来の活用にまで触れられていました。この内容を独学し、12歳という年齢で書き上げたことに脱帽です。入門書を何冊か読んでいなかったら、ほとんどついていけなかったかもしれません。逆に考えると、入門書を読んでいれば楽しめると思いました。こういう凄い人が日本にもいることを誇りに思います。2018/03/31

チェアー

16
「数式がわからなくとも量子力学が分かる」という触れ込みはうそ。数式が半分くらいを占めており、そこを読まなければ単なる量子力学史になってしまうのでもったいない。一定の知識を持つ人が読むべき本。「12歳が書いた」と出版社がうたいたい気持ちはわかるが、内容では年齢と関係した項目はまったくない。筆者はまっすぐ成長してほしいと思う。2017/12/05

記憶喪失した男

15
前半は非常に名調子なのだが、行列が出たあたりからわけがわからなくなり、シュレディンガー方程式もどのように導かれたのか理解できなかった。後半が難解すぎてわからなかった。 著者は量子力学の本だけで参考文献を109冊ほど挙げている。2017/07/09

伊藤

14
リチャード・ファイマンの言葉が印象的 「もしも今何か大異変が起こって、科学的知識が全部なくなってしまい、たった一つの文章だけしか次の時代の生物に伝えられないとしたら・・・それは原子仮説だろうと思う」 過去の天才達が「原子仮説」にたどり着くまで長い年月と労力がかかったことが伺える。そう考えると難しい学問でも感謝して学ばなければならないと思った。2022/12/09

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