中公文庫<br> バビロンの秘文字(下)

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中公文庫
バビロンの秘文字(下)

  • 著者名:堂場瞬一【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 中央公論新社(2019/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122066809

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内容説明

この独立は、四五〇〇年前に預言されていたことだ――。ラガーン過激派による建国宣言は世界を震撼させた。しかし過激派は成功の鍵〈バビロン文書〉を入手できず、文書の争奪戦は激化する。一方、鷹見はCIAエージェントの助けを得ながら文書の解読に奔走する。やがて辿りついたのは、一人の日本人少女のもとだった……。
預言の日が近づく中、鷹見の秘策は世界を、愛する人を救うことができるのか?
堂場瞬一の新境地にて最高傑作、堂々の文庫化!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

127
一気に読ませてくれました。さまざまな国やあるいは関係者などが多く登場人物名を確認しながら読んでいました。ただ上巻でも書いたのですが主人公とその恋人の人物描写がもう少し普通の人間らしく書いていってほしい気がしました。なんか国際的な写真家という割にはスーパーマン的な感じで描かれているし、恋人ももう少し人間的な側面があってもいいのではないかと思われました。面白いことには変わりませんが。2019/01/28

のり

84
バビロン文書の解読にラスト・コードの「美咲」が登場。トリセツが必要な彼女だが19歳になり少しは丸くなった。イラク国内に建国宣言したラガーン人だが、一枚岩ではない。鷹見が行くところ全てが危険がつきまとう。それにしても何にでも介入しようとするアメリカの陰謀と鷹見の彼女の身勝手には参りました。ラガーン人の挨拶の「知識と平和を」は全世界の共通の認識になれば良いと思う。2020/05/29

てつ

53
堂場さんの筆力からだろう、内容に比して面白く読めた。登場人物の個性もあるのだろう。だがテーマはありふれていて結末も意外性に欠ける。このテーマで意外性を求めるのは酷かもしれないが。2019/03/03

白いワンコ

50
まるで海外の連続ドラマを観ているかのようなサスペンス。絶えず静かな興奮に包まれながら読み終えました。ただ、多彩な登場人物それぞれの伏線(に感じたもの)は主要なもの以外回収されません。そして、個人的には松村里香の動機、どう贔屓目に読んでも共感できなかった。この2点にひっかかりを覚えました。この物語のヒロインは一柳美咲だった。彼女の存在を、最大限称賛したいと思います2019/02/27

アマニョッキ

49
帯と解説が竹内海南江さん。もうそれだけで読みたくなってしまう。本当に竹内さんのリポートで一本番組作ってほしいな。テーマが壮大なわりには読みやすく、恋愛要素があまり絡んでこないところも好み。2019/09/10

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