ポプラ新書<br> 人生の値打ち

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ポプラ新書
人生の値打ち

  • 著者名:曽野綾子【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • ポプラ社(2019/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591159378

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内容説明

「身のほど」を知る人こそ厄介な世の中の「骨頂」を味わえる。 女も男もなく「孤高」を愉しむために必要なことを学ぶ21話。 この世には男も女もない。「人間」として人生をまっとうする手立てを豊富な体験をもとに真摯に問う。 この複雑で厄介な世の中で、自分を見失わずにその使命をまっとうする生き方とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

57
冒頭部分にイジメについて書いてあった。「すべてのイジメには闘う他はない。学校の生徒の間のイジメ、パワハラと言った組織内でのイジメ、ご近所付き合いでのイジメらどこでもイジメはある。なくなることはない。なぜならイジメは人間にとって楽しい行為だからだ。」/一時世の中に「性差別」という否定的な意味を持つものがあった。差別というものは、優と越を土台にしている。しかし、区別は違う。区別は瞬間瞬間している。この場面において、どのような選択が自分と社会にとって有効かという区別をおこなっている。2019/06/10

さら

28
男女平等の考え方は曽野さんに共感します。そもそも男と女は違うものだから無理に一緒にしなくてもよいのではないかと。 それから著者の海外での経験。なるほどと思うことがたくさんありました。2019/01/31

パフちゃん@かのん変更

21
男女差別に関する話題が多かったような気がするが、私の心に響いたのは次のような言葉。全人生の結果としての「会話力」は、耐える力、観察力、学ぶ力のたまものである。存在の基本は「一人で生きられる」能力にある。一人暮しになるとき、備えるのは経済と心。人間関係にはユーモアが必要だ。その人の本質は5分以内にわかってしまう。遅くとも3回会えばかなりよくわかる。人は常に自分に嘘をついている。自分が現実より上等な人間であると思っているほうが居心地がいいので、自分に対して嘘をつくことはよくある。などなど・・2022/04/29

ほうき星

12
久しぶりの曽野綾子作品。辛口ではあるがそれが魅力でもある。ご高齢なのではあるがそれを感じさせない力がある。いつまでもお元気でいてほしい。2018/09/17

hiromura

6
図書館本を読み終えた後のすき間で長い時間かかって読了。最終章「女と男は違いがあるから面白い」が、理解できて面白かった。2023/07/30

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