内容説明
「人物デッサン」に対する苦手意識を持っている方は多いと思います。
人体を描くうえで「バランスがとれていること」は重要ですが、
本書では「人の存在感を表現する」ことをテーマとしています。
そのために、まず大事なことは「観察」すること。
髪の生え際から毛先までの流れ、腕を伸ばしたときの筋肉、スカートに出来たしわ、床に落ちた影、体重を支える脚
すべてに意味があることを理解し、見たものをそのまま描きおこすのではなく
「存在感を表現する」という思考でデッサンに向き追えば、確実に上達します。
眺めているだけでも学べるハイクオリティなデッサンを作例にしていますので、
高いモチベーションで、デッサンに取り組めます。
目次
<人物デッサンの基礎知識>
鉛筆デッサンの道具
デッサンの準備
モデルと服装のポージング
人体の構造を知る
アングルを変えて上達を目指す
陰影を描く
重量感を出す
奥行きを出す
<上達のためのレッスン>
Lesson 01 人体の構造
Lesson 02 服の構造とシワ
Lesson 03 2次元から3次元へ
Lesson 04 人体のバランス
Lesson 05 デッサンから表現へ
Lesson 06 奥行きと空間
Lesson 07 陰影-順光
Lesson 08 陰影-斜光
Lesson 09 陰影-トップライト
Lesson 10 いろいろな顔
Lesson 11 自画像(鉛筆・木炭)
Lesson 12 手
Lesson 13 脚
Lesson 14 服のシワ
ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hit4papa
33
初老という歳になると、何故、人は突然、絵を描きたくなるのだろうか。体を動かさなくて良い?お金があまりかからない?いやいや、芸術的な感性が研ぎ澄まされてくるのだ...と信じたい。手にとった本書は、デッサンを始めるにあったっての基本的な知識から、上達するためのテクニックまで記載されています。理論的かつ大変にお上手なお手本なわけで、眺めているだけで自分もできるような錯覚に陥ります。が、そんなに都合よくありません。工程別に時間配分が記載されているので、上達が時間として測れるようになっています。練習あるのみですね。2019/04/01
さとう
3
デッサンの描き方の本をほぼ初めて読んだけど、これはかなり良い本だと思う。上手い人がどうやって描いていくのか、経過がわかる。2020/01/14
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