日本経済新聞出版 本質思考トレーニング

著者名：米澤創一【著】

日経BP（2019/02発売）

• ISBN：9784532322588

内容説明

会議で皆がYesと言っていたので、
よく理解できなかったが、
自分もYesと言っておいた

とりあえず、
先輩のやり方に
従っておけば問題ないと思っている

本当にそれでいいの?
誰もが無意識にハマる「9つのワナ」にとらわれていませんか?

外資系コンサルティング会社に27年在籍し
現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科で教える著者が
本質を把握する能力「本質把握力」の鍛え方、
常に本質を意識する思考習慣「本質思考」の身につけ方をまとめた一冊です。

本書は、「9つのワナ」を知り、
ワナからの脱出法を身につけ、
ワナにハマらないための力を鍛える。
と、いう構成になっています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[タナカ電子出版]

この本は本質を見抜くための９つの罠を意識する事からはじめます☺️罠の分類ー問題把握できない①思考のショートカット②怒りの感情③脳のバイアス　罠の分類ー問題を解決できない④現状黙殺⑤浅い分析⑥安易な手段⑦やりっ放し　罠の分類ー問題を意識していない⑧他人事シンドローム⑨解決済みに気が付かない / 問題があるかもと思ったら①～③は使えます🎵しかし④～⑨は他者からの指摘や助けを必要とします。人間は他人の事はよく見えても自分の事は見えない👀❎自分自身の罠にはまっらないように😱

2019/06/23

[Taka]

ノウハウ本、１つでも身につけばと思い図書館で借りる。そりゃそうだよねという内容ながら意外とできてないことが多く、改めて自身の振り返りになった。

2023/05/05

[hk]

「仮説とは、ある前提のもとで成立する法則・命題のことである」「仮説を否定するには、前提範囲外でも法則・命題が成立することを示せばよい」　本書にて素晴らしい知見を得ることが出来た。仮説の定義からしてあやふやだったが、言語化されたものを見て得心いった。仮説というものが、法則・命題とそれが成り立つための前提条件とのセットとは言い得て妙である。ひいては、仮説を否定するためには前提範囲外で法則命題が”成立する”ことを示すしかない、とは目から鱗の指摘だ。一生ものの知見を得ることができ、感慨無量である。有り難しだ。

2019/05/14

[陽麿（お陽さま麿やか）]

気がついたらすっかり他人事シンドロームに陥っていた。早いネガティブスパイラルから脱出せねば！

2019/02/23

[かいざん]

大体は理解出来るのだが、人間なもんで、分かっていても間違った選択をしてしまう。

2019/08/17