内容説明
世の中にあふれる「行動せよ」という言葉にうんざりしていた。
偉人ではないこの人の話なら聞きたいと思えた。
――村上健志(お笑い芸人/フルーツポンチ)
同じ茨城県牛久市出身者として共感多い。
但し、全く共感できない部分も多い(笑)。
――守安功(株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役社長兼CEO)
裏街道を歩んできたIT界の変態かつ天才が
ついにこの本でバレてしまう!
――小澤隆生(ヤフー株式会社 常務執行役員)
各界から反響続々!
第2回カタリエ大賞を受賞したリアル人生録、堂々の書籍化!
黎明期のソフトバンクで孫正義社長の洗礼を受け、
やがて自ら起業した男がたどり着いた地獄とは――。
ある「社畜男」の人生顛末記。
「オマエら、ホンキでやってるのか! オレはホンキなんだよ!」
孫正義社長はホワイトボード用の黒板消しを壁に思いっきり投げつけた。ガラス張りの会議室が一瞬で凍りつき、床に転がった黒板消しは小刻みに震えていた。人がカンカンに怒って紅潮する顔を見ることも初めてだった。昭和の学園ドラマのワンシーンにタイムスリップでもしたような気分だった──。
(プロローグより)
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
仙崎サルファ
3
恋愛依存や性依存について知りたくて手に取った本だったのに思ってたのと違いすぎた……だけど面白かった。 非モテを自称する恋愛下手な社畜マンの半生をつづった自伝小説。著者さんがソフトバンクでバリバリに働いてた年代に仙崎もインターネットに触れ始めたので、ADSLを広めるくだりは懐かしい気持ちになった。孫社長はプロポリスが無くても元気を損なわないタイプの方だと思う……。2019/06/02
ロッティット
3
ベンチャーで猛烈な仕事をしてきた著者の仕事と恋愛に関する話。インターネット黎明期にあの孫正義の下で奮闘する様子は純粋にドキドキする。それに対して恋愛の仕方はぎこちなくて同じ人物とは思えない。とにかく本書を読んで元気をもらった。2019/02/20
ガバキン
2
こんな人生はこんな人生で波乱万丈で面白いのかなと思った。 仕事バンバン変われるってある意味凄い能力だなとも。 自分は1社目で次2社目だが、1社目を辞める2ヶ月前になって仕事面白えってなってるし、ほんとにやりたい仕事は企画みたいな仕事なんだと気付いたが、著者みたいにどこでも食らいついていける人間になりたい。2019/03/04
asfgrs
2
知ってる方のこういった内容を読むのはどきどきしますね笑。立場もある方なのに、ここまでぶっちゃけて書く須田さんはすごいなーというのが最初の印象。どんなに順調そうなキャリアでも、その内にも苦しみはきっとあるし、人生は必ずしも幸福であるとは限らない。それでも人は生きていく、ということを感じられる一人の人生によりそった本。2019/02/25
えくしび/わいこば2.0
2
前職でお世話になったスダックスさんの新著 自分もSTORYS.JPから出版したので共感を覚える(なんだか内容も似てるw) エネルギー値が高い人はそれが時によって、仕事だったり、スポーツだったり、恋愛だったり、向け先が違うだけなんだなと再発見 @sudax20002019/02/24