内容説明
42歳で膵臓がんが見つかった朝日新聞政治記者。はや3年目に突入した患者生活のなかで見えた・考えた「患者」を取り巻く日々のことや政治への視点を記したウェブ連載の書籍化。ウーマンラッシュアワー・村本大輔氏との対談なども収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆまたろ
12
すい臓ガンにかかった朝日新聞記者のコラム。自分がガンの疑いを指摘されたらどうするかシュミレーションしておくことを勧めている。私だったらどうするか…まじめに考えてみようと思う。2019/03/31
naji
10
著者のような状況に立ったときに身近な家族の存在や自己の使命感など考えることは無数になると思い増した。この執筆には魂が宿るでしょう!特異的な状況で、客観的に物事を捉えることが出来た一つの要因としても読書の影響はあると感じました。2020/05/06
青木 蓮友
10
もう何ていうか、ビンビンにキますね。ズガーンとこちらに響き渡ってきました、共鳴ですね。野上さんわたしの一学年下なんですよ、ほとんど同時に世の中を見聞きしてる。だから余計にやっぱり迫るものが強くありましたね。じつはお恥ずかしながら「戦争がどうしていけないのか」「どうして人を殺してはいけないのか」この本の野上さんの表現で、はじめて腑に落ちて。身体は生きようとしている、それを断ち切ってはいけない。はい、単純なことでした。これまでそうでもなかったんですが、長生きしたいなと、するつもりで、生きてこうと思いました。2019/12/01
ゆうゆう
9
対になるとしたら「読まずにいれるか」だろうか。筆者のように穏やかで、「クレタ文明」に感謝を惜しまない、平穏な心境でいたいものだなぁと、しみじみ思う。人間死にそうになってから慌てても、何事もなしえない。あるがままに感謝して、感謝を伝えられたら、そんな何かを残せなくても十分なのかもしれない。12月25日あとがき、28日…絶筆。2020/01/20
yuko
7
朝日新聞の記者である筆者が膵臓がんで亡くなるまで書かれていたコラム。政治に対する熱い思いとがんの苦しみと。政治を見る視点にはっとさせられました。野上さんの思い、伝わりました。2019/06/19
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