内容説明
ベストセラー『京都ぎらい』の著者待望の新刊を電子化! 京美人にまつわる様々なエピソードを紹介しながら、日本人の美人観にまで考察をめぐらせた一冊。――「かんにん」の一言が男を舞い上がらせる/史上初の美人コンテストは平安時代に開催された/世界三大美人の小野小町よりも、義経の母・常盤御前のほうが美人度は高い?/かぐや姫はほんとうに美人だったのか?/「性格美人」の源流は明治時代の衛生思想にあり/京美人には秋田美人の気迫、新潟美人の悲哀が感じられない/かつて女子大が姥捨て山だった頃/なぜ日本人はうなじと脚首に色気を感じられるのか?/ミス・ユニバースの美の基準はどこにある?――独創的だが必ず説得させられる新論の数々。世に名高い美人フェミニストの方すら、井上先生に研究協力をみずから申し出たという。ちょっと口にするのがはばかられるような、美人にまつわる“不都合な真実”についても、やわらかな物言いでさらりと語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつこ
20
京都についての本というより、「美人」について論じる内容でした。不美人ほど不倫をする…という調査結果と、その理由が妙に納得で面白かった!2017/04/11
yukiko-i
20
井上先生による女性論。「京女の嘘」というタイトルにひかれ、どんな京都論が飛び出すか期待していたが、女性論というか、美人論に終始し、タイトルとは、ちょっと違う感じがした。とはいえ、いち意見、見方として楽しませてもらった。2017/02/12
roatsu
17
読み終えてから眺めると改めて成程と感じる不思議な題名である。美人というキーワードで日本史も日本人の感性もこれほど考察できるものかと驚いたり呆れたり。古事記の逸話をはじめ、今日違和感なしに何となく定着している事柄にも剽軽だが鋭いつっこみを入れる著者の着眼力はすごい。戦前になされた身も蓋も無いが真実を突いた女性の美醜研究や評論の引用には、昔の方が言論は自由だったのだなという著者の皮肉と共に思わず苦笑い。通説や固定観念によって見えなくさせられている真実を問うてみようという著者の意志が味わい深い一冊だった。2017/01/30
あきぽん
17
母が京女なのでタイトルを見て衝動買いしたけれど、京女に対する記述は少しだけで後は美人論、目新しいことは書いておらずお金と時間の無駄だったかも。この地域や学校は不美人が多いとか、もてない男が多いとか、該当する人が読んだら怒りそうなことも書いてある。歴史のうんちくは詰まっているいるけれども。2017/01/30
ぽっぽママ
16
あまり京女関係無かった。女の値打ちを上げる京都弁。あとは美人論。女性の社会進出と美醜の関係とか。美人の定義って難しいよね。2017/01/26