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内容説明
ララは生まれたばかりのキリンの子。まだあたまのつのも立ち上がっていなくて、なかまのピピにからかわれてばかり。あるひ、キリンの保育園のみんなと遠足に出かけたのですが、急な嵐にみまわれ、ララとピピはみんなからはぐれてしまいます。そんな2頭の前に老いたライオンが現れて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
シリーズどうぶつのかぞくの1冊。こちらのシリーズは動物学者今泉忠明先生監修で、物語でありながらも忠実に生態が書かれています。しもかわらゆみさんの絵に惹かれて読みましたが、他にも沢山の絵本作家さんが手掛けているようです。2022/12/05
イカまりこ
6
物語を読みながら動物のことが知れる本。キリンの赤ちゃんは生まれた時、ツノが横を向いてて帽子を被ってるみたいなんだって。知らなかった。周りの子より小さくてなかなかツノが立たないララだけど、好奇心と勇敢さで突然の試練を乗り越えてく。新しい視点を持つと今までとは違った見方で他人を見ることができるって教訓を含んでた。弱肉強食、自然淘汰の世界だけど、老ライオンが静かに逝ければいいなと、ちらっと思った。2023/05/24
HNYYS
5
図書館本。キリンのツノについて初めて知りました。自分が思っている世界はとてつもなく小さくて、もっと視野を広げて世界を見てみたくなりました。2019/11/22
Giraffe Teacher
4
ライオンがキリンの子供を追わなかったのは良かったなぁ2023/08/05
ビシャカナ
2
動物学の研究者が監修にいるだけあって、動物をモチーフにした童話にありがちな現実離れした描写より、動物の細かな生態から物語を膨らませている。キリンの子供の角は丸く伏せているなど初めて知ることも多い。老いたライオンが気まぐれでキリンの子供の世話を焼いて世界の広さを知るというのも、物語の裾野の広さを示しているようだ。物語の創作の可能性を感じる。2022/11/25