内容説明
冒険者・ディオンは攻略中の超巨大ダンジョンで、最強のモンスター黒龍と遭遇する。黒龍から、ダンジョンのメンテナンス中の少女・メイアと街を守るため、ディオンは戦い、黒龍を退け、勇者となった。しかし、その代償はあまりにも大きく、ダンジョンを壊した罪──「ダンジョン破壊罪」で投獄されてしまう。罪とともに多額の賠償金を負うはずだったディオンだが、街の人々の嘆願によって無罪放免となる。とはいえ、冒険者の資格を失い……つまるところ無職に。再々々就職するも上手くいかず途方にくれていたところ、偶然メイアと再会。メイアは迷宮を製作・管理する会社「ダンジョン屋」の社長だった。メイアの厚意でディオンは見習い社員になるも、ダンジョン屋は売上がダダ下がり中で、クセの強い社員ばかり……ディオンのダンジョンメイキングアドベンチャーは開幕できるの? できないの!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
18
【試し読み】ダンジョンの設計、施工、管理に携わるダンジョン屋を題材にしたお仕事モノ。個人が携帯可能な爆薬で崩れるダンジョンや、ダンジョン内でトレジャーハントする冒険者とダンジョンを管理するダンジョン屋が共存する世界観など、導入部分に粗が多過ぎて最後まで世界に入り込めないまま試し読みが終わってしまった。一概に世界観を深くまで練ればいいという訳ではないが、最低限の整合性はとって欲しかったかなと。2019/02/27
しまふくろう
11
試し読み。 表紙は可愛く、挿絵も宜しかった。 物語は勢い余ってダンジョンを壊してクビになった主人公がダンジョン作成業に転職する話。ダンジョンに関して知らなさすぎる主人公が周りから説明を受けるのが、仕事紹介学習漫画のノリに似ていて何だか面白かった。2019/02/26
nawade
5
試し読み感想。迷宮のラスボスを倒したものの迷宮そのものを倒壊させ冒険者ライセンスを失った壊し屋勇者が迷宮を製作・管理する会社に就職し新たな人生を歩みだす物語。なかなか主人公に共感しにくい展開。美少女経営者に誘われて就職するものの、そもそもこのような状況に至った原因の一つに彼女が不注意にも戦闘中に紛れ込んできたことがあり、その辺の葛藤が触れられていない点が不自然。更に一番美味しい主人公が初めて企画を練る場面もカットされているのが勿体無い。もう少し読者に何を見せるのかきっちり設計して書いた方が良かったのでは？2019/02/25
さくらそう
2
レビューキャンペーン試し読み。黒龍を倒すためにダンジョンを壊したことで冒険者の資格を失った主人公。ダンジョンの価値とはどのようなものなのかよくわからない。もしダンジョン屋の経営が傾いたのだとしたら、ダンジョンの黒龍のせいで危うく街が危険な状態になったことの責任だと思うが。それでも主人公が責任を感じて賠償すると言う誠実な性格に好感を持てた。主人公はこれからどんなダンジョンを作るのか。2019/02/27
lex
2
試し読み。ダンジョンで最強のモンスター黒龍を倒した主人公は、その戦闘によってダンジョンも壊してしまった為、冒険者の資格を失ってしまう。丁度その場にいた少女が社長だった事もあり、彼女の職場で見習いから頑張ろう！みたいな流れのお話でした。んー、ダンジョン屋に行ってからのパートは特につっかかる点は無かったのですが、どうしても導入部分が理不尽というか、ツッコミ所多すぎて……そこ変えるだけでも大分印象違ってくると思うのですが。そこの所目をつぶればって感じですね。2019/02/26
