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内容説明
豊富な事例をもとに,購買履歴など「集まるデータ」と消費者調査など「集めるデータ」を活用しながら,正しい顧客理解やマーケティング施策の立案・評価を行うリサーチの方法と実務の勘所を学ぶことができる,新しいスタンダードとなる教科書。実務家にもおすすめ。
目次
第1章 マーケティング・リサーチとは──市場に耳を傾ける
第2章 マーケティング・リサーチの進め方──調査の開始からフィードバックまで
第3章 リサーチの品質と誤差──リサーチの落とし穴
第4章 リサーチ・デザインとデータ形式──目的に応じたデザインとデータ形式の決定
第5章 リサーチ対象の選定──目的にあった対象とサンプルサイズをいかに決めるか
第6章 質的調査とは──その定義,種類,設計・分析を考える
第7章 量的調査とは(1)──量的データの収集方法,特に調査方法について
第8章 量的調査とは(2)──量的データの分析
第9章 これからのマーケティング・リサーチ──今後の展望
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこ焼き
11
マーケティングリサーチはマーケティング活動における計画と評価のフェーズに使われ、意思決定はマーケターの勘による。消費者の目にとまること、選択肢に上がることがまず大切。買う人の生活・ビジネス・環境に想いを馳せることがまず第一。課題を解決する一次データからではなく、まず課題に関わりがありそうな二次データから集めること。(それで十分であることもあるし、既にリサーチをしている人の課題意識というのも学ぶこともできるからである。)人は調査を受ける際に、社会的・気分・期待値に応えたいバイアスがかかる。2020/12/07
くらすけ
8
マーケ分析の手法の特徴を良い点も悪い点もきちっり書いているため、批判的にマーケ分析の結果を読み解きたい、手法そのものが適切なのかを考えたいケースで役立つと思います。 起業を考えてる人はどんなデータを専門家や後で自分で分析すべきか、考えるために詳しくなくても読んでおくと良い気がします2021/11/21
ねええちゃんvol.2
1
★★ ちょいと難しい2020/11/08
まつどん
0
リサーチに携わる者として知っておくべき要素が網羅されている。ところどころ学術的研究の結果を含めて紹介されており、必要に応じて辞書的に活用できる。第9章の「これからのマーケティング・リサーチ」は集めるデータと集まるデータとの関係から今後身に着けるべき視点が整理されており刺激を受けた。入門というには難しく、リサーチの実務を一通り理解できたうえで丁寧に読むのがよいかな。2021/06/13
Mikio Kitayama
0
大学の授業で使うことを想定して、体系的に整理されている。授業で使えるようにパワポも準備されているようです。2020/11/18