内容説明
東京駅の爆破を予告する脅迫電話が、駅長室にかかってきた。五十万人の乗降客を人質にとった犯人の要求は一億円。爆破予告時刻が迫るなか、受け渡しの舞台である「踊り子号」には巧妙な罠が仕掛けられていた。首都の危機は回避されるのか。十津川警部と犯人の息詰まる攻防を描いた傑作サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
15
十津川警部シリーズ。元は80年代の作品。東京駅に到着したブルートレイン内に死体が、さらに東京駅を爆破すると電話があり…。身代金奪取方法はなかなか。爆発や飛行機の時間がリミットになっているハラハラ。面白かった。2024/01/13
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
5
2019年 2月15日 初版。。。他文庫で読み済2019/03/17
kinghaya
3
★ 実は西村京太郎先生は初めて。若干ご都合主義的な展開もあるが、まぁ、ライトに読めた。2020/06/21
saga
2
東京駅に多種のブルートレインが発着している、昭和の頃の話し。 東京駅長に身代金の要求があり、話しが展開する。 まんまと身代金を犯人に取られてしまう、犯人が考えた手段はおもしろかった。 2021/10/02
はいから
1
入院していた父に何か本をと言われ、院内のコンビニで買った本。退院後、譲られて読み始めた。まとまった時間が取れず、今ひとつ集中して読めなかったのが残念。ちなみにこれを読みながら、しっかり東京駅を電車で通過している。臨場感の演出や伏線回収の鮮やかさなど、とてもおもしろかった。2019/06/18