内容説明
袋を足に鎌首もたげて、勝手に歩き出したイチモツは女の股間にもぐりこむ。驚愕と喜悦にうちふるえる女。オレの背筋を電流がはしる――口、指、へそ、足など肉体の一部が自在に変化して、主人公の秘めた熱い願いをかなえてくれるのだが……。奇想天外な発想と、巧みな語り口で展開する、セクシャル・ブラック・ユーモア。文句なく笑わせる傑作10編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書実践家
4
性的な話でここまでユーモアを放つ井上ひさし。色んな戯曲が書ける人だけに面白い。2015/12/06
kenpapa
1
再読。セクシャル・ブラックユーモア短編集。驚くほどバカバカしい話を軽妙かつ巧妙に描いている。主人公はだれも報われない10作品。それにしてもバカバカしいぞ! 2019/06/29
こぎん
0
1979.12.8読了2013/09/10
とりぞう
0
身体の一部が変化してしまった主人公のエロティックコメディ集。エロの表現がどうにも中途半端に感じられて面白さが感じられなかった。2010/07/20
丰
0
Y-202002/12/20