文春文庫<br> 西洋菓子店プティ・フール

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紙書籍版価格 ¥715
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文春文庫
西洋菓子店プティ・フール

  • 著者名:千早茜【著】
  • 価格 ¥713(本体¥649)
  • 文藝春秋(2019/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167912222

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内容説明

下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集
下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。

フランス菓子作りを修業したパティシエールの亜樹は、
菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連たち――
店を訪れる人々が抱えるさまざまな事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。
巻末にパティシエール・岩柳麻子との対談を収録。

解説・平松洋子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

machi☺︎︎゛

149
パティシエの亜樹は祖父のお店、プティ•フールで働く。定番のいちごショートやシュークリームや本格的な洋菓子など甘くて美味しそうなお菓子がたくさん出てくるが話の内容はずっしりと重ため。亜樹の友達や恋人、仕事仲間、それぞれが抱える事情や悩み。亜樹の鈍くて頑固な性格もあり上手くいかない事も多いがやっぱり甘い物は人を幸せにする。巻末のパティシエの人と千早茜さんの対談も良かった。2021/04/28

ゆいまある

131
洋菓子店を舞台にした連続短編集。以前読んだ「男ともだち」で、千早さんとはお菓子の趣味が合いそうだと期待して。予想違わず主人公はフランス帰りで、酒やスパイスをギリギリまで使う攻めてる菓子職人。舞台こそ祖父の古いケーキ店だが、すれ違う恋愛模様や秘密の恋など千早茜らしく、全く甘くない。タイトルや表紙から癒し系を予想してたので嬉しいギャップ。苦いし酸っぱい。お菓子にかける情熱も熱い。お菓子卸してる紅茶専門店でクレープシュゼット出すとか、熱すぎるし拘り過ぎ。こんな風に薀蓄を聞きながらケーキを食べてみたいなあ。2020/08/16

タカユキ

119
下町の洋菓子店を中心に、この実家の店を手伝うパティシエールの亜樹、亜樹に思いを寄せる後輩の澄孝、店の常連で浮気に悩む美佐江、澄孝に思いを寄せるネイリストのミナなど、主人公が変わっていく連作短編集。とにかく美味しそうな洋菓子が沢山に出てくる。そして甘いだけではなく登場人物たちの心の苦しみがシッカリと伝わってきて切なくなる。人は一人では生きていけない。誰もが甘さを求めている。どんなに辛い事があっても、ケーキが美味しく食べれれば大丈夫だと感じました。2019/03/19

アッシュ姉

93
下町の洋菓子店を舞台にした連作短編集。甘いだけでなく酸味や苦味の効いた群像劇で面白かった。甘いものが苦手なわたしは人生損してると感じるほど、お菓子への愛がたくさん詰まっている。巻末の対談も興味深く、千早さんが一層好きになった。2021/11/24

tenori

81
何かがものすごく印象に残るわけではないのだけれど、気持ちの中にふわりと入り込んでくるような作品。甘い洋菓子を主題にしながら、そこで描かれるのは感情のすれ違いだったり、嫉妬、裏切り、焦燥感といった人間関係の隠しておきたい部分。翻ってスイーツの甘さを引き立てるのは渋みや酸味や苦味のスパイス的な要素であって、その微妙なバランスの大事さをとても上手にとらえていると感じました。全編を通しての読後感も良いのですが、主人公の祖父が語る「菓子に例えた人生論」が秀逸で、ぐっとくるものがあります。2020/04/08

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