40代からのライフシフト 実践ハンドブック―80歳まで現役時代の人生戦略

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40代からのライフシフト 実践ハンドブック―80歳まで現役時代の人生戦略

  • 著者名:徳岡晃一郎【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 東洋経済新報社(2019/02発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492534076

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内容説明

人生100年時代、定年退職後の40年を、あなたはどう生きますか?

これまでは、定年退職後の60歳から80歳までの20年間が、
引退後の老後・余生と位置づけられてきたかもしれません。

人生100年時代では、80歳から100歳までの20年間は老後と位置づけるにしても、
せめて80歳までは現役で働き続けるイメージを持っておくべきでしょう。

一般に、会社員としての生活は60歳まで、継続雇用でも65歳までで終わってしまいます。
80歳まで現役期間を延ばすには、早い時期からそのための準備を始める必要があります。

準備を始める時期が早ければ早いほど、人生の後半を充実させることができます。
せめて、50代のうちに、やりたいことを見つけておきたいものです。
そのためには、40代から準備を始めた方がよいでしょう。

もし、あなたが今30代でも、準備を始めるのに早すぎるということはありません。
30代、40代の方は、老後の心配というよりも、80歳までの長い現役人生を
いろいろな経験を積んでどのように楽しく過ごすか、
まさに今、この時点から考え始めることができるからです。

本書では、まだまだ元気で豊富な暗黙知を蓄えたシニア世代、
そしてその予備軍として、先輩たちの姿を見て、
今まさに「中年の危機」を感じているかもしれない50代、40代、30代。
そうしたみなさんが、勇気を出して、職場や社会に意欲的に貢献し、
さらに、その先の長い人生を健康で生き生きと過ごし、
人生100年時代を生き抜くロードマップを描くための処方箋を具体的に提示しています。

目次

第1章 人生100年時代、ライフシフトが求められている
1 人生100年時代、なぜ80歳まで現役でいる必要があるのか
2 日本企業はどこまで対応できているのか
3 下りのエスカレーターに乗ってしまうタイプ
4 現役時代のシニアの価値は高い
5 シニアの価値の3つのタイプ
6 ライフシフトエネルギーカーブで現実を直視する
第2章 マルチステージ型人生への転換と3つの働き方
1 マルチステージ型人生における3つの無形資産
2 60歳以降の新しい生き方は50代から始まる
3 60歳までの過ごし方の2つのパターン
4 Will・Can・MustからWill・Can・Createへ
5 Canの拡大に役立つ「社会関係資本」
6 「MBB」でWillを見つける
エクスプローラー
事例1
●軒野仁孝さん 常に探究心を持って仕事に臨み、自身の可能性を広げる
事例2
●富野岳士さん 「アジアの発展に貢献したい」という夢を探求し続ける
事例3
●伊藤賀一さん 「日本史講師」を軸に、多彩な領域で活躍
第3章 ライフシフトを成功に導く働き方改革
1 社内でのサバイバル術
2 社外との接点を持つ
3 社外への転身のコツ
4 独立・起業のコツ
インディペンデント・プロデューサー
事例1
●廣橋潔則さん 独立起業を支えたのは、社外の人的ネットワークとかつての教え子たち
事例2
●木村勝さん “出世の呪縛”が解けた時が、ライフシフトの準備を始めるチャンス
事例3
●北村勝史さん 大企業の社員から露天骨董商に転身、「幟旗(のぼりばた)」の第一人者に
第4章 ライフシフトを成功させる「変身資産」のつくり方
1 変身資産を形づくる5つの力
2 変身資産を強化する「知の再武装」
ポートフォリオ・ワーカー
事例1
●入川ひでとさん 遊びに本気で取り組むことが、次の仕事につながる
事例2
●石井富美さん SEから専業主婦を経て、医療経営のスペシャリストへ
事例3
●加藤真さん 自分が「面白い」と思えることを貪欲に追求
第5章 ライフシフト実践フレームワーク
1 長い人生の旅路のコンセプトは「一人事業主」
2 一人事業主に求められる「変身資産」づくり
3 自分の未来図を描くスキル
4 ライフシフト成功のカギ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TATA

29
セカンドライフをいかに考えるかの指南書。全体に華々しい成功例が多くて決して万人向けというわけではないかなと思うけど、目指すべき道筋をしっかり示してくれているのはわかりやすい。たまにはこういう本読んで自分に何かムチをいれなきゃなと。2024/05/19

ひのじ

13
目指した像が揺らいでくる。どんなに出世しても55歳で栄光は消える。読後に何日も考えてみた。思い出せ「いかなる時でも自活する」それが22歳の夢だったはず。今ある仕事は自活のための無形資産構築にある。目の前の経験、それが活きる100年lifeは必ず来る。2019/06/09

めがねざんまい

10
不惑の40を目前に迷いまくっている自分。そんな時にunlimited で発見。20代の波が30代の活躍につながり、その年代での糧が次の年代になった時の活躍につながるというライフシフトサーフィンという概念は新しい発見。次のステージを意識して先を見越して準備しておくのも大事だと思う。でも私は今目の前に直面している物事を一生懸命必死に成していくことが後々振り返ればそれが積み重なって自分を高みに運んでくれている、という感じの人間だと思う。プライドを捨てる、チャレンジ精神、行動あるのみなどは普遍の価値観だなと実感。2022/03/13

たか

10
 本屋で見つけて衝動買いした本。 自分も将来を見据えていろいろ活動しているので、現状の自分にどんな準備が必要かよく理解できた。 何度も読み返したい内容だ。2019/03/19

ten ten

8
定年後のことなんてあまり考えたことがなかった。 100年時代を生き生きと駆け抜けるための変身資産を形作る力として、オープンマインド・知恵・仲間・評判・健康が重要だという5つの定義でまとめられています。新しいことに飛び込む勇気、プライドを捨てる勇気。心理的な壁を打ち砕く勇気が必要なのは確かだ。その上で自分自身を大事にしながら、持続的な成長を楽しむ人生を歩みたいと思った。 どんどん長寿化するこれからの時代は、定年後の未来を描くスキルが求められそうです。2020/10/15

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