現代地政学 国際関係地図

個数:1
紙書籍版価格
¥2,530
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

現代地政学 国際関係地図

  • ISBN:9784799324318

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

最高峰の知性が読み解く
世界情勢の現在と未来


世界を俯瞰する100の地図を収録!

?巨大企業は世界を支配しうるか?
?移民問題はコントロールできるか?
?中国は世界の主導権を握れるか?

 目次

イントロダクション
グローバリゼーションとはなにか│6
国際秩序│10

│第1部│世界

第1章│歴史的視点

1945年の世界秩序│20
ヨーロッパの分断│24
冷戦と雪どけ│28
非植民地化と第三世界の出現│32
ソビエト帝国の崩壊│36
1989年の戦略的状況│40
第三世界の終焉と、西側による力の独占の終焉│44

第2章│国際関係のプレイヤー

要となるプレイヤー、国家│50
国連は世界を統治できるか?│54
国際機関は脇役か?│58
NGOは新たなプレイヤーか?│62
多国籍企業は世界の新たな支配者か?│66
力を増す世論│70

第3章│地球規模の課題

国際統治とは?│76
経済発展│80
気候温暖化:戦略上の重大な脅威│83
人口増加は抑制できるか?│86
移民の動きは制御不能か?│90
テロリズムは生存にかかわる脅威か?│94
核拡散は避けられないか?│98
組織犯罪とマフィア│102
スポーツ外交│106
国際的司法機関は夢物語にすぎない?│111
民主主義と人権は広まっているか?│114
文明の衝突へ?│117

第4章│歴史上の重大な危機と戦争

ドイツの分断とベルリン危機│122
朝鮮戦争│125
スエズ戦争(第二次中東戦争)│128
キューバ危機│131
ベトナム戦争│134
アフガニスタン紛争(ソ連)│137
アフガニスタン紛争(NATO)│140
湾岸戦争│143
ルワンダ虐殺│146
バルカン半島の紛争│149
コソボ紛争│153
イラン、アメリカ、イスラエル│156
イスラエル・アラブ紛争│159
イラク戦争│163

第5章│現代の危機と紛争

ロシアとウクライナは和解不能か?│168
奈落の底に落ちたシリア│171
イスラム国(IS)は国家並みのテロ組織か?│174
イランとサウジアラビアの対決│178
イスラエルとパレスチナ:果てしない紛争?│181
イラクは再建に向かっているか?│185
東・南シナ海における緊張│188
朝鮮半島:紛争は凍結?│191
米中関係:協調か敵対か?│194

│第2部│各地域

ヨーロッパ

フランス:主要な大国│202
ドイツ:復活した大国│206
イギリス:ヨーロッパの大国?│210
イタリア:役割の見直し│213
イベリア半島│217
中央・東ヨーロッパ諸国:均質ではない地域│221
北欧:多様な特色を持つ地域│225
ヨーロッパの再建│228
紛争後のバルカン諸国│232
再確認されたロシアの強さ│235
トルコよ、どこへ行く?│240

南北アメリカ

アメリカを再び偉大にする?│246
カリブ海地域:アメリカの裏庭?│252
中央アメリカ:安定を求めて│256
アンデス諸国:新たな出発│260
コノ・スール(南の円錐):力を秘めた極地?│264

アラブ世界

マグレブ地域の統合は不可能か?│270
マシュリクは混沌とした地域か?│274
安定が脅かされるアラブ・ペルシャ湾│278

アフリカ

西アフリカ:民主化と人口問題の間で│284
中部アフリカは立ち往生?│288
東アフリカとアフリカの角:開発と専制政治の間で│292
南部アフリカの大きな存在感│296

アジア

インド:将来の大国?│302
東南アジア:地域統合と経済発展│308
朝鮮半島:分断の固定か、克服か?│312
日本:不安な大国│316
中国は世界一の大国か?│320

地図一覧│326

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

42
本書は世界情勢を地図を通して俯瞰できる内容となっており、まず、「第二次世界大戦前後や冷戦中の歴史」「温暖化などの地球規模の課題」「多国籍企業・NGO」「歴史上の危機と戦争」「現代の危機と戦争」の5視点を地政学的に分析し、最後に「ヨーロッパ」「南北アメリカ」「アラブ」「アフリカ」「アジア」と地域別の解説が入る。中東とヨーロッパ、アフリカの国境の部分(シリア・イラクなどのあのあたり)は国の中に国がたくさんあるような状態で、宗教も多く歴史もかなり複雑でわかりにくいので、一度しっかり勉強してみようと思った。2019/03/17

タナカ電子出版

28
この本は国際関係を中心に100の題材から地図を利用して視覚的に説明してくれる本です。紛争問題 核爆弾保有国 経済学格差 テロリストからワールドカップル優勝国まで地図で表現してくれています。人は図解や地図などの視覚的な記憶力は文章だけに比べて理解と記憶力が高まります!この本は資料的価値がとても高い本です✨2019/05/10

shikada

7
世界各国の軍事的なパワーバランス、宗教・人口・環境の問題を俯瞰する。問題に関係する数値が書き込まれた地図が非常に見やすく、視覚的な理解ができる。GAFAなどの多国籍企業、テロリズムなどのテーマが興味深く読めた。日本の地政学的な評価については「米国の庇護によって経済発展してきた国。自然災害、核を抱える北朝鮮、人口減少によるリスクを抱える『不安な大国』」とバッサリ。2019/03/24

くまくま

6
近代から現代までの国際関係を地図で描く。他者からの日本評、ふわふわした指摘で的を得ていないような印象。知識不足ゆえ他国についてもズレた視点があるかも知れない。が、きな臭い国債情勢なので基本的な関係を理解するにはちょうど良いのかも。2020/01/15

Happy Like a Honeybee

5
民主主義は干渉ではなく、内部で進展するものだ。 欧米の筆者なので、バルカン半島やコソボ紛争の記述が良かった。 世界大陸の紛争や宗教など、初学者向けの本。2019/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13563610
  • ご注意事項

最近チェックした商品