一日三食絶対食べたい（１）

著者名：久野田ショウ【著】

講談社（2019/02発売）

• ISBN：9784065145395

内容説明

突如として大洪水に襲われ、あらゆる文明は水没。その後、氷河期を迎えて滅びかけた世界――。生き残った少数の人類は、自給自足の生活を強いられている。ダメ人間のユキは、リッカという少女と同居しているが、病弱なリッカはやせ細っていくばかり。彼女に１日３食おいしいものを食べさせてあげたい……クズだけど、ダメだけど、イヤだけど、大事な君のために働かなくては。滅亡寸前の世界で、少女のためにダメ人間が踏ん張る！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

就職面接で聞かれた長所に「はい　一日三食絶対食べることです」って答えていいんですか？氷河期、滅びかけた世界、なんて危機感のない日常…続きも読む。

2019/02/22

[Porco]

全3巻読了。食べるっていうことは、働くっていうことですよね。その通りです。ちゃんと働かないとなあ。

2024/07/17

[akihiko810/アカウント移行中]

古本漫画。急な氷河期によって滅亡しかけてる人類の、ある青年と少女の「日常もの」。　　終末系日常めし漫画かと思いきやそうでもなく、週末の中日常を淡々と送る作品のようだ。作者初読みだが、絵があっさりしてて「プリンセスメゾン』の池辺葵っぽい絵柄なので、何作か出せば少女漫画の傑作を描きそう

2020/02/21

[A]

料理が嫌いすぎるからまともに自炊する気になる系の本かなと思って読んだけど、労働意欲が増しました。向上心とかではないけれど、生活するために働かねばという気持ち。

2020/05/24

[へそ]

終末系に日常系がかけ合わさったような漫画。どちらかというと、終末要素はフレーバーかな？仕事に対する向き合い方とか、家族のあり方をテーマに話が進むので、これらに関して悩んでいる人が読んだら、何かしら感じるではないかと。人物にフォーカスした場面構成になっているので、読みづらいところはあったが、逆にそれが淡々さを生み出しているのかな？と思った。/取材協力に極地研究所がクレジットされていて、?!となった。

2019/05/24