内容説明
デザイナーを目指しながらアパレルでアルバイトに励む糸井美奈は、ついに憧れのデザイナー職への就職が決まった矢先、異世界に転移してしまう。転移先で困っているところを助けてくれた新人冒険者マリウスにお礼として服を作ってあげることにすると、美奈の作った服に魔法効果が付与されることがわかり、たちまち冒険者から注文が殺到し大変!
「私は普段着やドレスが作りたいのに!!」
一方、美奈の評判が高まると色々な人からアドバイスを得られて楽しい異世界生活に♪
読むと元気が出るファッションデザイナー美奈の、服作り異世界ファンタジー、OPEN!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルシュエス
10
デザイナー志望の主人公が異世界トリップするお話。 ファッションと言えばモード大臣がいたフランスなイメージありますが、料理名からしてドイツベースですかね。 自分のスキル具合を試験的に確認するエピソードってチート系にはけっこうあるのですが、実用しながら覚えていくので話が止まらず読み易いです。ファンタジーの服飾に焦点を当てた着眼点は良いですが、前衛なら革鎧くらい身につけてた方が良さそうな気はしてしまいます; 古代中国の綿甲でもいい…布服だけってちょっとコワイ;2020/05/06
カッパ
9
デザイナーの卵が異世界に転移。そこで出会ったマリウスに助けられながら生活をスタート。スキルは付与をできるものだった。いろんな出来事をへて冒険者の洋服をつくることにきめ、オークションでできたお金をもとに服屋さんをはじめる。a級の冒険者のイケメンとの確執と恋の要素も加わり。面白く読めました。2020/05/10
TAMA
6
衣食住というけれど。今回は衣。異世界の欠けてるものを埋めていくから、対応するものを作り出すんだな。この作者さんの本、今回も好き。読みやすいし、「で、どうなるの?」って次々ページめくっちゃう。「手に職」の地についたお仕事系でハンサムさんが色とりどりでイラスト楽しい。2019/05/23
吉右ヱ門
3
なろう系Web小説の単行本化。デザイナーへの就職が決まったミナは、棚から落ちて異世界へ。異世界での洋服事情を知ったミナは、とりあえず助けてくれたマリウスの洋服を作ることに。王道+αが良い感じ。ドラクエで練金釜にはまった人は好きかも。本筋忘れて延々材料集めに走った人にも楽しく読める。ミナがとっても前向きで、元の世界にこだわらずに異世界に即馴染むのが、ちょっと怖い。話も設定も展開もスピーディーで面白い。文章は研磨中かな。きらきら光る原石。絵師さんも頑張れ!おまけのマリウス視点の物語も楽しく読めた。2020/03/01
由貴
2
元々手に職があったというのもあるけど更にチートスキルもあってとんとん拍子にうまくいくから、ストレスがない反面面白みもなかった。せっかく元々の能力がある主人公なんだし、余計なスキルなしで自分の力のみで生活していくところが見たかったな2021/09/05