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内容説明
落合陽一氏、賞賛! 「語りながら手を動かし、走りながら問題を見つける時代のライフスタイルを象徴する一冊。」いま、メディアでもっとも注目される「ロボット界の若き鬼才」が初めて語る人間とメカが高度に融合し、リアルとネットの境界線が消える、来るべき未来の全容とは? ガラケーからスマートフォン、そしてウェアラブル端末へ……加速し続けるテクノロジーの発展と、従来の価値観が逆転する社会では、〈体が資本〉の時代が終焉し、〈心が資本〉の時代が到来する! 分身ロボットOriHime(オリヒメ)、視線入力装置OriHime-eyeをはじめ、テクノロジーの力で人間の「できる」を拡張し続けている稀代の天才が、わかりやすいメッセージで読者をアップデートする。 ●自分の肉体をシェアする ●これからの時代を生き抜く6つのストラテジー ●「できない」こそ武器に変わる ●未来のアルバイト「イタコ」 ●逆年功序列社会の到来 ●ムラ社会2.0 ●万能評価主義から適材適所主義へ ●コミュニケーション非ネイティブのための超簡単な会話の極意 ●仕事はドラクエ化する ●死をカジュアルに語る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
37
分身ロボットOriHimeを製作している株式会社オリィ研究所の所長の吉藤オリィ氏の最新著書。人とマシンが融和するサイボーグ時代(iPhoneなどのスマホを所持している我々はすでにサイボーグ)に向けた生き方を提示する。非常に読みやすい文章でテクノロジーと人間との関わり方が解説されている。最後に「死」について語られていたのだが、最近流行の「人生100年ライフ」とは一線を画する内容だったのが興味深かった。2019/01/26
vinlandmbit
18
表紙を見て気になり即買い。本書を読むまでしっかり把握出来てませんでしたが、ロボットOriHime開発者の著書。これからの時代の年齢を問わない、身体的多様性を受け入れる生き方にも触れていて、一読本当にお勧め。同年代でもあり、本書をきっかけにとても刺激を受けましたので著者のオリィ研究所の今後を追い続けます。2019/03/21
Yuko
14
“サイボーグ時代”という表題から受ける印象より中身はずっと柔らかいものだった。「人間の孤独を解消する」をミッションに掲げ、テクノロジー技術を使って出来ないことを出来るようにすることで「選択肢を増やす」という明確な論旨に納得。「できない」がソリューションを生むという。 “年下の人間は「自分より未来人」だから” 年下から学ぼうと語る。ALS患者も、健康な人も、どの世代も、いずれ死ぬのは同じ。その日まで「老若男女平等社会」で、楽しく生きていこうとするTipsにあふれた一冊でした。 2019/03/28
のぎへん
12
できなかったことができるようになれば人は希望を持てる。それを後押しするのがテクノロジーであり、テクノロジーと同居して生きることを「サイボーグ的」と称して物語る。理知的でありながら優しい語り口。老若男女みんなに読んでほしい本。2019/04/16
オザキ
11
読んで良かった。ユーモアもあり、新たな発見もあったし、何よりorihimeというツールの素晴らしさが理解出来た。感謝などの気持ちもお金と一緒という考え方は、とても共感できた。読みやすかったし、若い人にこそ読んで欲しいと思う。2019/04/25