内容説明
鬼王ランガはゴブリンという最下等種から努力で魔界四天王にまで上りつめたが、他の魔界四天王からは「四天王最弱」と蔑まれていた。そして勇者が魔王場に攻めてきたその日、ランガは謀略によって命を落としてしまう。前世の記憶を留めたまま人間に転生したランガは、戦いに明け暮れた前世とは違う平穏な生活を送ろうと努力を始める。しかし、そこにかつての腹心・アーミラが現れ、さらには自分を陥れた仇敵とも対峙することになり…。平穏を望む彼の願いは叶う…のだろうか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒とかげ
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まあまあかな。コメディのように進む展開はそれなりに面白い。敵が小物なのも笑える展開ならば、それほど気にならない。2021/01/05
ラスロス
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「俺は、転生ファンタジーものを読んでいと思ったら、いつの間にか『毛利小○郎の推理ショー』が始まってた……!(以下略」 人間として後の世に転生した元魔王軍四天王の鬼族ランガが、今度は平穏に暮らしたいと思いつつも食べ物の恨みで猫に威嚇(魔力放出)したことにより、同じく転生した元副官のヒロインや自分を死に追いやった四天王の1人を呼び寄せてしまって……な、ほのぼの系(?)転生ファンタジー。 なのだが、中盤から『名探偵○ナン』のオマージュが入ってたのには笑った。 まだまだ序章なような話の作りだったので今後に期待。2019/03/02