内容説明
シリーズの垣根を越えて、ヒロイン達が、阿良々木暦と対面！ 西尾維新初となるクロスオーバー小説集、堂々刊行！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
205
西尾 維新は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。通常の物語シリーズと思いきや、映画『傷物語』来場特典連作短編集、西尾維新オールスターズ・イン物語シリーズといった感じでした。掟上今日子が登場するとは思いませんでした。忘却探偵シリーズと伝説シリーズしか読んでいないので、今一オチがわかりません（笑）2019/03/13
ゼロ
112
物語シリーズVS西尾維新のキャラクターのヒロイン達。そもそも傷物語の入場特典として描いた12篇に、書き下ろし3篇を加えてたものです。総ページ数が400を超える厚いものとなっていますが、これまで著者を追ってきた人ほど楽しめる一冊になっています。個人的には戯言シリーズ、きみぼくシリーズ、リスカシリーズの面々と会うことができたのは良かった。物語としても短いながらオチもついており、暦と彼女らが戦うスタイルであり、楽しむことができました。書き下ろしがやっつけな感じはしますが、そこはご愛嬌ということにしておきましょう2019/05/26
ベロ
45
★★★☆☆ オールスター感謝祭。2019/08/05
ヤクモ
39
忘却探偵シリーズの『最速の探偵』掟上今日子さん、人類最強の請負人である哀川潤、魔法少女の地濃鑿、美少年探偵団の瞳島眉美など、西尾維新の数々のシリーズに登場するヒロイン達と阿良々木暦の夢の共演。あとがきによると、本書は劇場版『傷物語』の来場者特典として書かれた短編の集合体とのこと。各話では、物語シリーズの登場人物たちも絡ませながら、それぞれの特徴を生かしたお話になっているようで、これだけの人数と軽やかに絡み通してみせる、阿良々木さんの面白おかしい不謹慎な異文化交流でした。流石、物語はしぶとい。2019/03/30
の
34
伝説シリーズはまだ「悲痛」までしか読んでないので、ネタバレ回避のため地濃鑿と空々空の章を飛ばしつつ読了。りすかとくろね子さんは登場する小説が少ないので、こういう形でまた会えて嬉しかったです。くろね子さんの怒涛のトークや成人りすかの会話字体を懐かしく思いながら堪能させていただきました。「新本格魔法少女りすか」はシリーズがすごく中途半端なところで止まっているので続きだしてほしいなぁと思いました。あと世界シリーズの「ぼくの世界」は結局単行本化しないのかな、めちゃ読みたいです。2019/02/16
