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内容説明
医師にもいろいろな立場がある。
製薬会社と関連している場合もあれば、食品会社との連係していることもある。
もしそんな立場の医師だとすると、公正であれ、というのは理想論ということになるかもしれない。
ただ、そうでない医師もいる。巨大組織と利害関係を絶った立場の医師ならば、忖度した発言はしなくなるだろう。
著者で医学博士の高田明和は、本書で高らかに宣言している。
「私は本書で、『自由意思の正論』を思いっきり言おうと思います」と。
「自分の自由意思でものを言える『自由医師』」の著者だからこそ、本書は信じられる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
22
シンプルなメッセージでわかりやすい食や健康がテーマの本。筆者は医師なので説得力がある。根拠が怪しい健康管理指標や食に関する都市伝説を一刀両断している点は爽快感を覚えるが、フェアな内容で所謂トンデモ本ではないことがよくわかる。2022/09/29
退院した雨巫女。
14
《私‐図書館》肉好きのメタボの私には、希望をくれた。(T_T)でも、痩せなきゃ!2011/09/04
ぼっこれあんにゃ
3
◎「もっと肉を!」健康と食に関する常識ともいえる情報を根も葉もない噂と切って捨てる著者の座右の銘とも言える言葉です。曰わく「肉を食べると脳が元気になる」「砂糖は脳のエネルギー、休憩時間に甘いものをとれ」「ヤセは短命、小太りは長寿の体型」「食事に気を使いすぎてストレスをためないこと」「コレステロールは薬を飲んでまで下げる必要は無い」など。食べたいものを食べたいだけ食べる自然のあり方が結局からだによいらしい。2015/12/08
うたまる
3
「それを通じて私がもっとも力説したいのは、(中略)一つ一つの食べ物についてのマイナス要因をあげつらうことから、そろそろ卒業してはどうかということです」……マイナス要因があるから一切摂取しないとか、プラス要因があるから過剰摂取する、とかが駄目なんて当たり前なのにできていない。結局バランスと程度問題という至極真っ当な結論だった。また「そして、生命の神秘というべきか、生命活動を維持する行為には、必ず幸福感が伴うようにできているのです」という言葉に共感。摂食、排泄、睡眠、生殖など、みな快感・幸福感に直結している。2014/09/18
もっくん
3
食が大好きでしょうがない私に食べることの免罪符を与えてくれる内容。味付け・食べるものを我慢するより、好きな味で好きなものを食べることで本当に長生き出来るなら、幸せだなぁ。2011/05/26