内容説明
青山二郎は、小林秀雄、白洲正子の骨董の師匠としてだけでなく、河上徹太郎、中村光夫、宇野千代といった周囲の人たちにも大きな影響を与えた。その青山の信仰とは、知識に依らず、眼を頭から切り離して、純粋に眼に映ったものだけを信じるという「眼の哲学」であった。やきものから学んだ眼力によって、骨董はもちろん、人間の真贋から社会批評まで、ズバリとその本質を言い当てる。青山の文章は、独特な比喩とともに難解なところもあるが、知識ばかりが横溢する現在、もっとも辛辣な文明批評となっている。上巻は、「梅原龍三郎」「北大路魯山人」「小林秀雄と三十年」「贋物と真物について」など、美術と人物に関する文章43篇を収録。
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 元尊~龍の飛翔~【タテヨミ】第251話…
-
- 電子書籍
- スマホはどこまで脳を壊すか 朝日新書
-
- 電子書籍
- 愛は戯れでなく ハーレクインコミックス
-
- 電子書籍
- 地縛者(伊藤潤二コレクション 108)…
-
- 電子書籍
- 天と地と姫と 3 川中島 龍虎の邂逅 …