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内容説明
いちばん楽しめる元号本。
元号に関する素朴な疑問に答える入門書。
そしていまいちばん楽しめる元号本。
平成→昭和→大正→明治まではさかのぼれるけれど、
明治のひとつ前の元号をすぐ言えるでしょうか?
本書では全部で247ある元号をいろいろなランキングを使って解説。
一読してすぐ誰かに話したくなるランキングばかりです。
また筆者が名づけた「亀改元」「メルヘン改元」「イチャモン改元」など
最高に面白い改元の理由をあますところなく掲載。
さらに「慶應大学」「明治通り」「大正製薬」「Hay! Say! JUMP」など、世の中に多数ある元号由来のネーミングも紹介しています。
「元号一覧」と「平成三十一年史」の巻末付録つき。
まったく新しくて、すぐ読めて、いっぱい楽しめる元号本の誕生です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
myc0
18
読み終わったのは、今年の4月。元号が変わるこの時期に、“元号”について何も知らないなと思って手に取った。一世一元制は明治になってから。昔は漢字2文字ではなく、4文字のこともあった。験を担ぐのはわかるけど、こんな理由で?wとなる面白い元号も。“明治の前の元号は?”─わからない方は、ぜひこの本を読んでみてください。2019/04/30
遊々亭おさる
16
とうとう平成が終わりを向かえる。新元号の発表も間近。一抹の寂しさと新しい時代への興味が入り交じる今日この頃。戦争のない時代ではあったけれど度重なる天変地異や似非宗教団体によるテロにも見舞われた動乱の平成。となると迷信と分かっていても元号が持つ呪術的側面にすがりたくもなろうというもの。元号の歴史をトリビア的に纏めた本書。千年の悠久の時が流れようとも人間の考えることには大差なし。漢字二文字に踊らされた人々の姿が浮き彫りに。明治以前の元号については何のイメージも湧かぬあんぽんたんとしては良きお勉強の時間でした。2019/03/29
とし
16
元号にまつわるエピソードあふれる新書。元号によく使われる漢字、逆に全く使われない漢字、長く続いた元号、短い元号、四文字元号などいろいろランキングがあり面白かったです。そもそも元号とは中国からきたみたいです。中国とは当時の東アジアにおける先進国であり、日本や朝鮮半島、ベトナムなどが真似て元号を作ったようです。そのため、元号の由来は中国に起因するものが多いです。また日本最古の元号といえば、大化。大化の改新の大化であります。明治、大正、昭和、平成のくだりは読みやすかったです。そろそろ新元号。何がくるのでしょう。2019/02/25
mazda
15
めでたい前触れの雲が見れたとか、白いキジやら亀がいたとか、金がとれたとか、逆に不吉なことが多かったとか、ネーミングが不吉だとか、そんな理由で改元してきた歴史があるようです。そんなことを時の権力者に進言する人もいただろうし、全く興味のない庶民もたくさんいただろうし。今の世の中に通じるものがあるのかな、と思いました。2019/06/14
ゆず
6
職場に辛酉会という部署?があってどんな意味なんだろうと思っていたのが解決!世の中、元号が用いられているものが、沢山ある事が分かった。平成に改元した時より生前退位で改元した方が、世の中明るくて経済も活発になり、絶対良いでしょう。令和も平和な時代になりますように。2019/05/03