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内容説明
これまで描かれてきた鬼太郎とは全く異質のシリーズとなる、「挑戦シリーズ」と「続ゲゲゲの鬼太郎」の前半を収録! お化け退治にうつつをぬかしていたのは幼かった、と言いきる鬼太郎青年の、少年誌では絶対に描けないアダルトな活躍には大注目!! かなり大人です。 ★解説「空を見上げよう。」矢追純一(ジャーナリスト)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
18
旦那が借りてきたんですが、オタマさんが一番最初に食いつきました。キタローが女性とベッドインしているコマに釘づけになり「おっかし~きたろう!」旦那があわててるのをニヤニヤ見つつ、こんな色っぽい話あったっけ?と首をかしげました。あったんですなあ。亡くなってすぐの出版だったようで、コメントが色々胸に響きました。現世にはいないと書いてありましたが、自分はこの方は妖怪になって新宿あたりをうろうろしているような気がします。合掌。2016/03/28
ぐうぐう
18
「ゲゲゲの鬼太郎 挑戦シリーズ」と「続ゲゲゲの鬼太郎」、どちらも青年誌に連載された『鬼太郎』が収録されている。エロやナンセンスなど、少年誌ではできないアダルトな展開が特徴的。とはいえ、一番ユニークなのは、UFOや古代文明といった要素と、妖怪である鬼太郎達とのコラボがもたらせる、なんとも奇妙なムードだ。宇宙人と妖怪の遭遇、このハチャメチャさは、しかし、水木しげるの懐の深さでもあるのだ。2016/01/14
軍縮地球市民shinshin
7
収録作の鬼太郎は、1977年に大人向けの週刊誌に連載されたもの。だからアダルトな要素が豊富にある。しかも下品な場面もある。こういう鬼太郎もこれはこれで良いもんだ(笑)。2016/01/05
大臣ぐサン
3
月報の『茂鐵新報』に「これが先生の最後のインタビューになります。」との文字。漫画大全集刊行から毎月楽しみにしていた大先生のインタビューがもう読めないのだと思うと残念でならない。悲しんでいてもしょうがない。大先生の著作は大量にある。我々はまだ大先生から多くを学ぶ必要があるのだ。本書には1977年『週刊漫画サンデー』に連載された『ゲゲゲの鬼太郎挑戦シリーズ』と『週刊実話』に連載された『続ゲゲゲの鬼太郎』を中心に収録。どちらもアダルトな内容の鬼太郎作品だ。コキコキコキ。2016/01/10