MeDu COMICS<br> 不可解なぼくのすべてを 1

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MeDu COMICS
不可解なぼくのすべてを 1

  • 著者名:粉山カタ【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • GOT(2019/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784814801527

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内容説明

男の子?女の子?『ぼく』らの青春にはナゾがいっぱい!!

女子の制服を着て学校に通う高校生、もぐもはある日、カフェのアルバイトに誘われる。
可愛い制服を着て働ける仕事に、最初は喜ぶもぐもだったが、このカフェが『男の娘カフェ』であることを知って…。

ジャンル不問の全方位WEBコミックサイト『COMIC MeDu』で大人気連載中!
キュートな絵柄でイラストレーターとしても活躍中の粉山カタが挑む、男の娘カフェで働く仲間たちの青春群像劇!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

27
「ぼくの性別を、お前らが決めるな!」。読み友さんのつぶやきから。トランスジェンダーの兄の特殊な喫茶店で働く高校生・哲はある日、兄と同じ悩みを抱えて生きる高校生・もぐもに店でのアルバイトを持ち掛ける。可愛らしい店の雰囲気に魅せられるもぐもだったが、その喫茶店「カフェ・クエスチョン」がいわゆる「男の娘専門の喫茶店」と知った事で態度が急変する。トランスジェンダーを主軸にLGBTQに苦悩する少年達を描く、まぁ問題作。絵柄を含む幾つかの難点はあるけれど、扱いの難しい題材に取り組む意欲を買いたい(以下コメ欄に余談)。2019/08/08

vlkw

11
こういうテーマが大好き。自分もバイセクシュアルだし、それは女性と男性に対してだけじゃないし、この漫画は性別とか大体よく扱っていることが嬉しい。でも、この漫画自体が好きかどうかというと、うーん、嫌いじゃないけど... 私に向いていないかも。それでも次巻も読むつもりで、もっと好きになれるといいね。2021/03/16

kenitirokikuti

11
紙版を第2巻まで読んだ。先行する同人誌(R18)では、本作ではサブキャラである鈴とめいのお話があるようだ(現在合法的に読める方法はない?)▲本作は「男の娘メイド喫茶」ものなのだけど、おちんちんと喉仏と体毛消されていて…いや、腕や胴回り、腰や腿は二次性徴前って感じかな▲本作がややステロタイプながら、それでも生っぽい何かに迫っているのは、おそらく「ぼく」「俺」「わたし」という一人称が帯びるキャラクター性が、ジェンダーやセックスとは少し異なった位相を持つことを浮き彫りにしているからではないかと思う。2019/08/12

真白優樹

11
LGBT。時々世の中を賑わし、一石を投げかけている性別とは切っても切り離せない問題。その問題へと正面から取り組み、群像劇へと味付けし仕上げた物語。それぞれの内面に問題を抱えた者達が集う中、不可解で未確定な性を持つ「もぐも」と普通とは違う兄がいるからか偏見のない哲の二人が出会い、どうしようもなく惹かれ合う。そんな重くて苦い味の中に青春の甘味がある、何処か透明で真っ直ぐな面白さのある物語である。突き付けられた関係性の抱える問題。揺れ惑う哲はどんな答えを見つけるのか。関係の行方とは。 次巻も楽しみである。2019/02/13

TAKA

9
自分は可愛くなりたい等と思っていても男性だから周りから変に思われる苦悩。それでも譲れないから女装は本人達にとって大事なもので、決して遊びじゃないんだなと思う。2019/02/23

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