内容説明
これが現代オセロの最先端だ!
いま、オセロがアツい。
日本人小学生のオセロ世界大会優勝のニュースなどで、オセロへの注目が集まっています。オセロが単なる運で勝敗が決まるパーティーゲームではなく、奥の深い頭脳競技であることを最近知ったという方も多いのではないでしょうか?
オセロの入門書や基本戦略の書籍はいくつか出ていますが、その先に行くための本格的な戦術書は未だかつて出ておりませんでした。
それがオセロという競技の深さを知るための障壁になっていたのかもしれません。
そこで本書の登場です。
本書はオセロの世界トッププレイヤーの一人であり、オセロ界きっての理論派と言われる佐谷哲七段による本格的、かつハイレベルなオセロ戦術書です。
中割り、奇数理論、偶数理論など、従来のオセロ本に書かれている内容だけでは超えられない壁にぶち当たったときに本書が大いに役立つでしょう。
ワンランク上のオセロ。オセロ有段者になるための、世界で唯一の高速道路が本書です。
オセロ世界大会を5度制覇した高梨悠介九段も言うように本書が「オセロ上級者になる上での新しい教科書」となるでしょう。
本当に強くなりたい方、本当に勝ちたい方に読んでほしい一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
33
娘とオセロやって負けたりするので読んでみた。難しい。さっと読むもんでなくて、毎日少しずつ考えながら読まなくてはだめだなと思った。頭使うと最近疲れるからなと。2019/03/24
yutaro13
19
図書館の新着コーナーで見かけてつい手にとってしまい、一気に読んでしまった。中割りや偶数理論は知ってて当然という前提で書かれているので、オセロ入門者には内容がほとんど意味不明だろう。オセロ中級者以上を対象にした本として画期的とは思うが、果たしてどれくらい売れるんだろうか。昨年、日本人の小学生が世界チャンピオンになってオセロが世間に少し注目されたからこんな本も刊行できたのかなと邪推。私は序中盤の辺の攻防が苦手だったので、オセロにまじめに取り組んでいた15年前くらいにこういう本があったら重宝しただろうな。2019/05/12
Gamemaker_K
10
親族で集まると、将棋ならぶっちぎりでトップなのだが、オセロでは小学生にも勝てない。というわけで本書を手に取ってみた。いや、分かってんだよ、オセロで考えなしに指してるのは。だってさ、良さげな手が多いじゃん一見。まあ、何ごとも理詰め、ですか。…俺の頭もAIみたいに猛烈な勢いで自己学習してくれないかなあ。2019/03/31
kenitirokikuti
5
図書館にて。オセロ初の本格的な戦術書は昭和62年刊行、谷田邦彦『図解早わかりオセロ』。本書の狙いはそれ以降のオセロ理論の体系化である。後書きには、中級者が有段者、三段クラスまで目指せるだろう、と▲コラム1.先手後手の有利。実戦では後手の白が少し有利とされているが、最善手なら引き分け、そして引き分けなしルール(≒引き分けなら黒勝ち)なら互角▲コラム2.オセロAI。オセロでは1997年から公式戦でAIが全勝ち。なお、オセロの大盤解説ではAI評価値を用ず高段者が語るスタイルが定着、〈興味深いところ。〉2023/03/30
さくらぱぱ
2
理論、なんでしょうか?難しいです…ケースわけが多数あるってことかな2019/04/15