内容説明
会社のためにがんばったのに、なぜ報われないのか? なぜ自分や家族がこんな目に遭わねばならないのか? 苦悩の中で、私は物事を楽観的に見るコツを身につけました。それが「期待するのをやめる」ことです。孤独や不安を小さくするには、過剰な期待を持たないに限るのです――(「はじめに」より)
<内容抜粋>
・あなたは自分が思うよりも幸せになれる
・人間関係は情や愛で考えない
・義理は積極的に欠いていい
・私は「尊厳死」を選ぶことにした
・『7つの習慣』から学んだ「自己愛」の大切さ
・「ドケチ」は最高の褒め言葉
・「少しだけ病気」くらいでちょうどいい
・モノを捨てられない人は教養のない人 等…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
16
こういう良い歳の取り方をしたいと思う。でもここまで高潔な感じにはなれそうにないから、せめて子どもに対して責任のある生き方をしたい。2019/11/11
miku
8
自分の経験に基づいた所論は説得力があった。苦労の多い人生を送ってきた著者だからこそ書ける本だと感じた。2019/05/28
たか
5
佐々木常夫さんの本はいろいろ読んでいたので、この本も同様の人生論の話。良い年の取り方を示唆していて参考になった。2019/01/29
Keiko
4
タイトルから人生の理不尽さにいかに振り回されないかを書いているのかと思ったら、老後への心構えというか、指南書でした。 老後を楽しく過ごすのに、お金の心配とかあるけど、もっと肩の力を抜いて目の前のことを楽しみ、色んなところに伝手を持ってるのがよいな~と思いました。私にはまだ早いようだけど、心構えとして早くに知識として知るのはよいことと思いました。この方の文書は読みやすかったので他のも読んでみたいです。2022/07/27
dice-kn
4
定年近くの方向けかなぁという内容で私にはまだ早かったかなという印象でした。理不尽と聞くと頭に来てしまいそうに思うのですが、帯には「楽観でいこう」とあり、確かに著者もリアルタイムではどんな気持ちだったかわかりませんが、淡々と振り返って良い人生を歩まれているようですので、私も振り返った時になるべく後悔の無いような毎日を過ごしていきたいです(心がけだけでも・・2022/02/06