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内容説明
ジョエル・ロブションなどで、サービス部門のトップを務め、2012年にはサービスの世界選手権で世界一に輝いた男・宮崎辰。現在はフリーランスとしてレストランと対等な契約を結び、現場に立つだけではなく、指導や異業種へのコンサルティング活動も展開している。宮崎にコンサルティングや講演を依頼する異業種の担当者は、こう口を揃えるという。「これからは、サービスで顧客を掴む時代です――」 現場で今日から使える一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
27
メートルドテルと言う仕事は、イタリア貴族の料理習慣がフランスに伝わり、フランス料理として花開く中世に誕生した。連日連夜ゲストを招き、自分の権勢を示すために、豪華な料理や派手な装飾品などでお客様をもてなします。 お客様へのサービスは確かなおもてなしの技術が支え、絶妙なタイミングでサービスを提供する。 同じお客様でも状況が違えば、当然サービスの内容も異なる。だからこそ、お客様はサービスに対してお金を支払い、また来たいと思うのだ。 こうした絶品のサービスを生み出すための準備、鍛練、学習などを紹介した一冊になる。2019/09/29
へのゆ
1
いつかは憧れの高級レストラン!の、メートルドテル、宮崎氏がこれからのサービスに対する考え方を教えてくれる。 モノの値段以上の付加価値をつける、コトとトキを販売する心構え、など、実際のレストランサービスの経験を元に非常に分かりやすく書かれていると思った。直接サービス業に従事していなくても参考にできる考え方。 高級レストランのサービスの裏側の見えるエッセーとしても面白く読める。2019/02/03
AI
0
グランメゾンのメートルドテルの書いた本。知らない世界を垣間見るのは楽しい。お酒があまり飲めなくてもグランメゾンで楽しく食事するやり方が分かったw 良く考えれば、当たり前だね。どんな職種でも、いい仕事をしていい報酬が欲しい。付き合いの基本だ。 2019/03/01