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内容説明
今、世界を揺るがす排外主義の正体とは。アメリカ史という一つの歴史的座標軸をもとに現代を捉え直し、排外現象が生じる社会的背景とその盛衰のメカニズムを多角的に検討する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
35
なぜトランプのような排外主義者が、民主主義の先進国と言われてるアメリカで権力を握ることができ続けているのかは、日本において安倍首相のような人物が権力を握り続けられていることと、おそらく同じような問題が根底に流れているのだと思います。本著は、アメリカの排外主義の歴史をみていく内容で、それはそれで面白かったです。ただ、なぜ排外主義がはびこっているのかについてはアプローチが弱く残念でした。でも面白かったですよ。2019/01/25
樋口佳之
21
本書は、アメリカの排除運動と排外主義(ネイティヴィズム)の歴史的展開についてまとめた、はじめての新書である。/本書では、一般の読者を想定しつつ、アメリカの排除運動や排外主義の歴史と、その特質について、簡潔にまとめている。(あとがき)/そこが学べる内容であったと思います。アメリカでの魔女裁判とか知りませんでしたから。2019/01/28
紫の煙
5
アメリカという国の歴史は、知れば知る程非常に興味深い。この本は、魔女狩りやKKK、大戦期の移民制限を解説する。そして、トランプがアメリカファーストを掲げ大統領になった今日のアメリカ社会とヨーロッパの極右台頭、日本の相模原のやまゆり園事件までカバーする。 2020/01/11
オールド・ボリシェビク
3
魔女狩りから始まり、現在のトランプ現象まで、アメリカにおける排外主義の流れをわかりやすく説明している。KKK(クー・クラックス・クラン)についても、誤解をただしてくれた。しかし、このアメリカ社会の振れ幅、恐ろしいものがあるが、これで建国以前からやってきたのだよな。まさに人口国家。2019/02/13
Nobody1
1
「多様性とは可能性であり、排除とは喪失である」232。アメリカの歴史における個別の排外現象を解説。非合理的主張や感情論、本質論の背後に様々な事象が浮かび上がる。2019/01/24
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