内容説明
著者のエハン・デラヴィは、古代文明、地球外生命体、パワーとフォースといった意識や気、宇宙の法則や天変地異、さらには世界を操る闇の勢力や陰謀論まで造詣がある「知の巨人」。そんな彼が自分の半生を振り返りつつ書いた、日本人へのメッセージ本。
高校卒業後、「本当のスピリチュアリティ」を求めて放浪の旅に出たスコットランドの青年。時代はちょうどヒッピー全盛期で「フリーダム」と「ピース」が叫ばれていた。ヨーロッパ、中東、インドと着の身着のままで旅する彼が最後にたどり着いたのが日本だった。鈴木大拙の禅に憧れてほぼ無一文で来日し、ヒッチハイクで京都を訪れた彼はそこで日本文化に触れ、日本文化に惹かれ、そのまま日本で生活することになる。外人(ソトヒト)である彼は日本で何を見て、何を学んだのか。外人だからこそわかる日本のよさ、そして改善すべき点。日本を愛するがゆえに語る真摯な言葉には耳を傾けるべきことが多い。「本当のスピリチュアリティ」を求めていた彼は、日本人は非常にスピリチュアルな心を持つ国民だと言う。しかし日本人はそのことに気づかず、答えを外に求めてばかりだと。スピリチュアリティを求められる現代における日本人の使命とは? 現代に生きる日本人必読の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
6
作者から提案の新しい挨拶、「つながっていますか?」……私にはムリだよ。2014/10/23
anko
4
ヒッピーから日本のスピリチュアルが知りたくて日本に来ちゃったスコットランドの人の本。んーと、スピリチュアルな部分がなかなか少なめで半生というか自伝が半分くらい?放火のくだりですが日本には見た目似て日本大嫌いな国の方々が日本人になりすましてたりするんだよ( ´・∀・`)まあ外国の人なので日本のスピリチュアル観ちょっと当たっててちょっと違ってたり。でも日本のこと尊重してて好きでいてくれてるのがすごく伝わる内容でした。日本に来る外国人が民なそうならいいのになあ2017/04/09
井上岳一
1
日本大好きのスコットランド人による日本論。賛否両論のようだが、自分には面白かった。禅の修行をしてきた人で、ジョブズに禅が与えた影響などが秘話的に書かれていて、そういうところも興味深かった。さすがに「つながっていますか?」という挨拶に変えようという提案には苦笑させられたけどw。2015/04/18
ひろただでござる
0
久々に良くない印象しか持てない本に出会った。びっくりp105 2014/09/25
Kazuhiro Sato
0
仏教、座禅など、あまり魅力を感じていなかったけれど、何かかあることが気づかされた。2019/04/26