ツギクルブックス ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました

著者名：富士とまと【著】/村上ゆいち【イラストレーター】

ツギクル（2019/01発売）

• ISBN：9784797397697

内容説明

一方的に婚姻破棄を突き付けられた三十路主婦ユーリは、突如、異世界に迷い込んでしまう。
冒険者ギルドにいたS級冒険者によってポーション収穫の仕事を紹介され、異世界の生活にも徐々に慣れていくユーリは、収穫したポーションのとんでもない秘密に気付いてしまった。外れだと思っていた回復機能のないポーションが、実は醤油だったのだ。しかも、ハズレポーションで作った料理は補正機能のオマケ付き！
ユーリの料理は異世界の常識を変えてしまうのか？

ゆるゆるとレベルを上げつつ、異世界で新たに開発するユーリの料理をご堪能あれ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀧ながれ]

Kindleにて。離婚のために仕事を探してハローワークに行ったら、異世界に飛ばされてしまった。それどこの窓口ですか、相談しに行きたいような行きたくないような…。ポーションの設定とか、能力値が可視化できるとか、物理的にどういう世界やねん、と思う点がいくつかあるのですが、傷つきながらも前向きに進もうとするヒロインの性格は好感が持てるし、あるもので美味しく作ろうとする料理の描写、子どものお手伝いの場面も読みごたえがありました。ヒロインの再生を応援します。恋愛展開はそのあとでいいな。

2020/05/17

[カッパ]

料理小説が好きです。異世界もの。ポーション！

2018/09/15

[火狐＠二児の子育て奮闘中]

なんという酷い旦那！ポーションの研究面白そうだけどメモにステータス確認、空腹時には地味につらいね。(笑)

2022/02/03

[砂ちゃん]

専業主婦がモラハラ夫から離れて異世界で自己再生する話。つか、主婦業の労働をきちんと評価してくれる異世界、いい。　しかし、この主人公、レシピが完全に頭に入ってて応用きくし、友人から聞いたゴムとか専門外のこともしっかり聞いて覚えてるし、すっごい努力家で誠実で、いい友人に恵まれてるのに、結婚だけ巡りあわせが悪かったのかなあ…。　読んでて、美味しそうだし、幸せで好きだ。

2019/12/09

[しまふくろう]

表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。　物語は夫に離婚を迫られた主人公が、迷い込んだ異世界で調味料のようなポーションを使って料理無双する、という話。ポーションが現代の色々な物の味に似ているというのが面白い。　スローライフ風で気楽に読める反面、主人公はただ流されるだけなので読み続けるには少し辛いのが困った。

2018/08/20