内容説明
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江戸時代の代表的な古地図である「大坂大絵図」を題材に、大阪の地誌や生活文化を探求する案内書。俯瞰図と部分拡大図の両方から謎解きを試みる「読み解きスタイル」という独自の趣向で、元禄時代の絵図をすみずみまで味わい尽くす。通常は手で触れることすらできない約300年前の貴重な古地図を、虫眼鏡で細部を鑑賞するかのような面白さで、大阪の歴史文化や地理地形もわかる本。俯瞰と部分拡大のカラー古地図を約150点収載。
感想・レビュー
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ザッハトルテ
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大坂の街の成り立ちが理解できてよかった。土佐堀、江戸堀などの堀川は、土地の嵩上げと水運のための水路作りの一石二鳥でできたものなのか。今はその一部が町名として残っているだけだが。2021/10/10
わ!
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いつもながら、本渡さんの本は面白い。本当に大切に古地図を見ているという感じが伝わってくる内容だ。考えてみれば、江戸時代の人もこのように、地図を広げて、バーチャルな小旅行を楽しんだのかもしれない。だから古地図には、小さなお土産用のような古地図も存在するのだろう。つまり、人がより強い刺激を欲するようになっているだけで、やっていることは江戸時代も今もさほど変わらないことをやっているのかもしれないのだ。やはり人はいつの時代も人ですね~。2019/05/07
Tsuchi(TSUCHITANI.K)
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歩いてみないと、わからないか2021/03/24