内容説明
世界的に尊敬をあつめる指導者・思想家が書きおろす知的刺激にあふれた論考を、152か国・488を数える新聞・雑誌（日本は、朝日・読売・日経などの各紙）をつないで、世界じゅうの読者に届ける非営利の国際言論プロジェクト。政治・経済・科学・文化をになう当事者みずからが、激変する現代をするどく洞察し、確かな学識にもとづく論争が公共の場でおこなわれる比類のない言論空間を、世界ではじめて叢書として刊行します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mitz
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世界を代表する政・官・財・学の識者たちが、大所高所から世界の問題を論じている。･･･世界の混乱・問題に目を向けると、理解できないこと、信じられないことの方が多いし、日々の暮らしの中に埋没してしまえば関係ないかもしれない。だが、自分が生きる時代・世界のことだから、やはり少しずつでも自分なりに考えていきたいもの。そんな時、このような本は、自分の視野を広げる大きなきっかけになる。「書生臭い」と拒絶することなく、世界のトップ層の大真面目な意見に大真面目に耳を傾け、大真面目に疑い、大真面目に考えていきたいと思う。2012/09/15
moleskine_note
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金融問題、移民、女性の社会進出など、世界の第一線で活躍する著者陣が大まじめに(真面目すぎるほどに)記している。 世界は多様な局面を我々に見せつつ、動いていく。このすごいスピードで流れる各分野に対応していくためには振り回されないだけの知識とともに正しい批判力を持った目線が必要であろう。2012/10/02
