内容説明
この本は、今まさに「ピアノを続けようかどうしようか」と悩んでいる人(小学校高学年・中学生以上の、さまざまなバックグラウンドを持った人たち)や、子どもにピアノを続けさせるべきかどうかと考えている親御さん、さらにはピアノ教室で指導されている先生方に、ピアノの魅力や続けることの価値を見つけるためのヒント集として読んでいただきたいと思います。「あなた」の続けるべき理由を、一つでも多く見つけていただければ嬉しく思います。(飯田有抄)――「はじめに」より
目次
◎ジェーン・バスティン(ピアノ指導者)
◎黒河好子(ピアニスト)
◎柳家花緑(落語家)
◎小原孝(ピアニスト)
◎金子一朗(数学科教諭・ピアニスト)
◎土屋賢二(哲学者)
◎ルイ・レーリンク(ピアニスト)
◎黒田亜樹(ピアニスト)
◎秦万里子(音楽家)
◎古屋晋一(音楽演奏科学者)
◎林達也(作曲家・ピアニスト)
はじめに/解説 飯田有抄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
36
読み友さんの感想を読んで。まだ三年生で素直に弾いていますが、きっと中学生ぐらいになったらまた変わってくるんだろうな…と思いながら読みました。バスティンは娘の先生が採用しているテキストの作者さん。短い楽しい曲がたくさん入っていて、最初の一年だけで何曲もレパートリーが増える楽しさ!さあ、来週は発表会。娘さんが弾くのは「金の星」です。2021/02/20
kana
31
ここ最近ずっと壁にぶち当たっていた。ピアノの前で、涙が出るくらいに。やっと今弾いている曲が弾けたと思えた時、身震いするかのような感動を体験した。これだからピアノは絶対に辞められない。私は死ぬまでピアノを弾くと思う。誰に何と言わようとも。なぜなら、私はピアノが好きで、好きで仕方がないから。2020/03/27
カキ@persicape
20
ピアノを続けた先に何があるんだろう。時々突き上げるように襲う疑問。泣きながら通ったが、中学卒業までダメと母は辞めさせなかった。辛い時期を乗り越え、全校生徒の歌に合わせて卒業式で伴奏した時、授けてくれた先生と両親に感謝した。今、社会人。またあの疑問が突き上げる。練習量が足りない。培ってきたものが衰える。怖い。そんな時に楽器屋さんで見つけた本。11人の様々境遇の人がピアノを続けることについて語る。上達しなければと硬くなった心を柔らかくほぐしてくれた。手元にずっと置く。趣味で音楽習ってる人に是非読んでほしい。2017/02/28
ひろ☆
17
ピアノが好きな人たちのメッセージ。どうせなら、音楽関係の人じゃない人ばかりを集めた方が良かったのじゃないか。でも、ピアニスト小原さんの章は良かった。2016/09/16
チョコモカ
9
花緑さんのファンなので手に取りましたよ。人それぞれにいろんな理由があります。いつ辞めてもいいし、いつ戻って来ても良いに納得です。2024/11/26
-
- 電子書籍
- サブスク不倫【フルカラー】【タテヨミ】…
-
- 電子書籍
- 猫の花嫁【タテヨミ】第46話 picc…
-
- 電子書籍
- 貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい 7…
-
- 電子書籍
- 浦島金太郎の貧乏旅のススメ。旅行客から…




